ドラマ「紅いコーリャン」で周迅が主演 莫言が賞賛
中国初のノーベル文学賞受賞者、莫言(モー・イェン)氏の同名の小説を基に、有名な鄭暁竜監督が監督をつとめ、脚本を趙冬苓氏が担当したテレビドラマ「紅いコーリャン」(原題:紅高粱)の制作が発表されて以来、ヒロイン役を誰が射止めるのか注目を集めていた。制作側はこのほど、10年ぶりに、女優の周迅(ジョウ・シュン)がヒロインをつとめることを明らかにした。鄭州晩報が伝えた。
ノーベル文学賞受賞者がヒロインを評価
「金婚」といった優れたドラマで成功した花児映画公司の郭勇董事長はこのほど、重要な情報をあきらかにした。テレビドラマ「紅いコーリャン」では、有名女優の周迅が作品中の「九児」役をつとめるという。「彼女は九児と同じく、非常に聡明な女性だ。彼女の演技に期待している。」
周迅は「大明宮詞」や「橘子紅了」、「像霧像雨又像風」など多くの有名作品に出演。もっともこの10年は映画に専念し、「李米的猜想」などの作品でアジアの映画大賞や金馬賞、金像賞、金鶏百花賞などを受賞している。彼女が主演した「画皮」シリーズの映画や「風声」、「ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝」(原題:龍門飛甲)、「大魔術師"X"のダブル・トリック」(原題:大魔術師)、「聴風者」などはいずれも大きな興行収入を挙げている。「紅いコーリャン」は彼女にとって10年ぶりのドラマ作品となる。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年8月14日