チョウ・ユンファ、死後に財産の99%、約127億円を寄付すると表明
映画俳優の周潤発(チョウ・ユンファ)はこのほどメディアの取材に応え、ビル・ゲイツや著名な投資家ウォーレン・エドワード・バフェットにならって、自分の死後は財産の99%を慈善団体に寄付する予定であることを明らかにした。光明網が伝えた。
周潤発は芸能界入りしてすでに40年になる。最近の出演作品はあまり多くないが、ギャラは1本の映画で4000万元(約6億4480万円)にまで上がっており、お金を稼ぐ力は衰えを見せていない。芸能界での事業のほかに、周潤発夫婦は不動産投資でも大金を儲けている。特に富裕な家庭に生まれた周潤発の妻、陳薈蓮の投資センスは抜群で、1990年代から不動産を購入し、価格上昇を見込んで土地に投資してきた。現在では、香港の不動産価格の高騰に伴い、周潤発夫婦が所有している8つの不動産物件は10億香港ドル(約126億7000万円)を超えると推測され、「芸能界の不動産王」と呼ばれている。
このように大金持ちの周潤発だが、しょっちゅう歩いて外出したり、バスや地下鉄に乗る姿を記者に撮られている。以前周潤発の自宅に呼ばれた芸能界の友人は、周潤発の自宅のテレビはすでに十数年間使用しているものだったと証言している。クリスマスの日でも、夫婦は家政婦に蒸し魚やいくつかの簡単な炒め物を作らせるだけで、非常にシンプルな食事しかとらないのだという。
周潤発と陳薈蓮は結婚して27年になるが、子供はいない。そのため、財産について、2人はすでに早くから話をしており、これまで多くの公共の場で、財産は寄付して社会に還元すると明らかにしている。しかし、このような巨額の財産をどのように慈善団体に寄付するのかについては、まだ未定だ。陳薈蓮が将来自ら慈善団体を作る可能性もあるという。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年11月8日