英語圏への中国語単語の「輸出」が盛んに
最近英語圏で話題になっている、自慢好きの金持ちを意味する中国語の単語「Tuhao(土豪)」や「おばさん」を指す「dama(大媽)」が、世界最大の英語辞典「オックスフォード英語辞典」に収められる可能性があると中国メディアが報道し、話題になっている。関連の統計データによると、現在、同辞典には中国語に由来する単語が約200語収められている。実際、英語圏の日常生活の中で、多くの中国語を語源とする単語が英語体系の中に見られ、欠かすことのできない要素になっている。人民日報海外版が報じた。
中国語由来のさまざまな英語単語
南開大学(天津)漢語言文化学院の冉啓斌・准教授によると、「ganbu(幹部)」、「guanxi(関係)」などの中国語の単語は何年も前に同辞典に収められ、「tofu(豆腐)」や「Peking duck(北京カオ《=ひへんに考》鴨)」、「chow mein(炒面、焼きそばの意)」などの単語も外国人の日常生活の中で頻繁に使われている。また、「cheng-guan(城管、都市管理担当者の意)」、「dia(◆=口へんに爹、女性が甘える時に出す声)」などの単語も英語圏で使われている。