サプライズとなった春晩の司会者の顔触れ |
中国中央テレビ局(CCTV) が春節(旧正月、今年は1月31日)の前日に放送している「春晩」(春節を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当)のプログラムや出演者の顔触れが29日、正式に発表された。すでに発表されている張国立や朱軍などの司会者5人の他に、人気女子アナである浙江省の衛星テレビ「浙江衛視」の伊一、北京の衛星テレビ「北京衛視」の栗坤、湖南省の衛星テレビ「湖南衛視」の梁田、広西チワン族自治区の衛星テレビ「広西衛視」の周蕾の4人も司会者として大抜擢されたことが明らかになった。司会者をめぐっては、ネットユーザーから、「代わり映えがしない」とのブーイングが上がっていたため、女子アナ4人の抜擢は、まさに「サプライズ」となった。特に、まだ24歳の伊一は、春晩の司会者の最年少記録を樹立した。
中国で有名なあるブロガーによると、司会者をめぐるネットユーザーらのブーイングを受け、今年総監督を務める馮小剛(フォン・シャオガン)監督は、若い司会者も育てようと、女子アナ4人の起用計画を「極秘」で進めていた。4人は、「春晩」のメインイベントでもあるカウントダウンの司会を務める。