2014年4月8日  
 

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注目集めるミシェル夫人御用達の台湾系デザイナー

 2014年04月08日07:49
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2009年のオバマ大統領就任式、ファーストレディとして初めて公式の場に登場したミシェル夫人が就任祝賀舞踏会で着用したのは、台湾系の若手デザイナー・呉季剛(ジェイソン・ウー)氏デザインのドレスだった。

 米オバマ大統領夫人のミシェルさんは、米国初の黒人「ファーストレディ」となった。夫人の立ち居振る舞いや発言のひとつひとつ、そしてスカートからソックスにいたるまでの装いが、歴代のファーストレディと比べても、より厳格なチェックの対象となっている。先日終了した中国公式訪問中のミシェル夫人のファッションの随所に「中国テイスト」を感じた人は、多かったに違いない。2009年のオバマ大統領就任式、ファーストレディとして初めて公式の場に登場したミシェル夫人が就任祝賀舞踏会で着用したのは、台湾系の若手デザイナー・呉季剛(ジェイソン・ウー)氏デザインのドレスだった。これは、ワンショルダーの白いロングドレスで、清らかさ・豪華さ・ファッション性・黒人の伝統文化が一体化し、手厳しい米国人からも大評判だった。このドレスは現在、米国国内の博物館に収蔵されている。人民日報海外版が報じた。

 1982年に台湾で生まれたジェイソン・ウー氏は、9歳で家族とともにカナダに移住した。ミシェル夫人のドレスを制作した当時、彼はまだ20代で、家族が経営するデザイン会社で仕事をしていた。デザイナーという天職に巡り合えた彼は、まず母親に感謝すべきだろう。男の子にもかかわらず、小さいときからバービー人形で着せ替えごっこをするのが大好きで、着せ替え遊びに夢中になっていた彼を、母親は特にとがめなかった。その後、パリや米国で服飾デザインを学ぶことを決めた時にも、母親は彼の意向を理解し、応援してくれた。

 ウー氏は、就任式の夜を境に一躍有名になったが、当時、「ミシェル夫人は黒人であることを理由に、わざわざ同じマイナーな台湾系のデザイナーのドレスを選んだ。ウー氏はただ運が良かっただけ」と指摘する人もいた。しかし、その4年後、再選されたオバマ大統領の2度目の就任祝賀舞踏会で、ミシェル夫人は真紅のロングドレスに身を包み大統領とダンスを踊り、その艶やかさに米国中が息を呑んだ。このドレスもウー氏デザインのものだった。事前にそのことを知らされていなかったたウー氏は非常に驚き、「大統領夫人はサプライズが大好きだ」と話した。

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