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バードウォッチングの旅

 雲南は動植物の王国で、観光客の心の中の天国だと言える。バードウォッチング愛好家にとっては、雲南へバードウォッチング旅行に行くことは、病みつきになること間違いない。雲南は中国で鳥類が最も豊かな省で、全国の鳥類総数の64%、世界の鳥類の9%を占める。中国特有の99種類の鳥類のうち雲南には39種類が分布し、39.4%を占める。中国の約1260種類の鳥類のうち、112種類は雲南のみに分布している。

 バードウォッチングのお薦め:

 1、雲南大山包黒頚鶴(オグロヅル)国家級自然保護区

雲南大山包オグロヅル国家級自然保護区は雲南省昭通市に位置し、海抜3000-3200メートル、総面積1.92万ヘクタール。国家一級保護動物のオグロヅル及びその生息域の保護を主な対象としている。大山包で越冬するオグロヅルは国家一級保護動物で、1990年初めに保護区が設立された時に記録された300羽から2005年には1131羽まで増加している。大山包はこのため世界でオグロヅルの東部越冬種類のうち群れ密度が最大、数が最多の場所となり、昭陽区はこのため「中国のオグロヅルの郷」と呼ばれている。現地は国内外の科学技術関係者、環境保護関係者、カメラマン、冒険家などの注目を集めている。
 
 2、昆明デン池、翠湖

 冬に昆明を訪れてカモメを見ることは、人と動物との調和共存を表すロマンチックな風景だ。?年秋も深まり、北からの秋風が霜をもたらすようになると、多くの渡り鳥が南へと旅をし、冬を越える準備をする。この時、1万羽近くのユリカモメが昆明を訪れ、白い神秘的な小さな天使のように突然人々の頭上に現れ、年中春のような昆明に姿を見せる。毎年冬になると、カモメを見に昆明観光に訪れるのがブームになっている。

 3、麗江拉市海

 拉市海は麗江県の西10キロ離れた拉市バ中部に位置する雲南省で初めて「湿地」と命名された自然保護区だ。拉市海湿地には鳥類57種類が生息し、毎年同地で越冬する鳥類は3万羽ほどに上る。そのうち希少な絶滅の危機に瀕した鳥類は9種類で、青蔵高原特有の鳥類であるインドガン、国家一級保護鳥類のコウライアイサ、オグロヅル、黒鶴などが含まれる。このため省政府は1998年6月に拉市海、文海、吉子ダム、文笔ダム等4エリアを含む雲南麗江拉市海高原湿地自然保護区の設立を許可した。

 4、西双版納

 西双版納のバードウォッチングルートのうち、最大のポイントは中国科学院版納植物園だ。他にもルートにはプーアールの菜陽河省級自然保護区、野象谷景区、望天樹風景区等が含まれる。雲南省南部のルートはバードウォッチングの難易度が低く、1-2週間かける方がよいが、可能ならばバードウォッチングについて基本的な理解がある方がよい。

 「人民網日本語版」2013年9月

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