2013年12月27日  
 

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人民網日本語版

襄陽:盛都の復興 (2)

―襄陽の「中心都市の夢」に関する調査報告書

 2013年12月26日16:42
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 中心都市復興の夢のスケールは?

 東津新区の一大計画と実施状況

 襄陽市は7日、小雨に包まれた。賑やかな東津新区の建設現場が、急に静かになった。

 史台村の村民の周栄華さん(61)は傘をさしながら、取り壊された古い家の回りを歩いていた。目の前には瓦礫の山が広がり、遠くにはタワークレーンがそびえ立っている。
周さんはまだ名残惜しく、時には理解できないこともあった。肥沃な土地、食料も豊富にあるのに、なぜ取り壊しと建設を大々的に進めなければならないのか?

 襄陽市都市計画設計研究院の高級プランナーの陳建斌氏は、「襄陽の市街地の面積は、改革開放当時は5平方キロ未満だったが、2010年末には140平方キロ以上に達した。しかしよく観察すれば分かることだが、自動車と荷車が道で渋滞に陥り動けなくなることがよくあり、美しいメインストリートから一歩離れただけで、城中村(都市内に残された農村部)、バラック密集地、乱れきったさまざまな市場に入る。また都市機能に不備があり、境界線がはっきりしていないという、より重要な問題がある」と指摘した。

 これは省委員会・政府が襄陽に授けた、「省内の副中心都市、現代化地域中心都市の建設」という使命・目標と相容れないものだ。

 襄陽市計画局計画編成課課長の李紅傑氏は、「中国の地図を開くと、襄陽はちょうど中原都市群(鄭州市)、関中都市群(西安市)、成都・重慶都市群、武漢都市圏の交わる地域に位置している。この4つの都市群の間で低迷を続けるか、それとも4つの都市群を結ぶ中枢に発展するか?襄陽は明確に、復興・台頭を選択した」と語った。

 国内外の20組余りのトップクラスの企画チームが襄陽市に招かれ、技を競った。彼らは国際化の視野、グローバル化の目、戦略的な観点により、襄陽市の世界都市構造における位置付け、未来の発展における方針を模索し、「産業の襄陽・都市の襄陽・文化の襄陽・グリーンな襄陽」という発展計画を定めた。同計画の内容は下記の通り。

 2016年に人口200万人・市街地面積200平方キロ(短期)、2020年に280万人・280平方キロ(中期)、2050年に387万人・380平方キロ(長期)。

 一つの特大都市、襄陽中心街。二つの大都市、河谷都市・棗陽市。三つの中小都市、 宜城・南漳・保康。

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