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更新時間:13:57 Sep 04 2008
詩人・葉世斌氏がノーベル文学賞の候補に
 安徽省出身の詩人、葉世斌氏が国際詩歌翻訳研究センター(IPTRC)の推薦により、09年ノーベル文学賞の候補にあがったことが、雑誌「世界の詩人」(多言語版)の最新号で発表された。「新聞晨報」が伝えた。

 国際詩歌翻訳研究センターの張智所長によると、中国の詩人をノーベル文学賞の審議委員会に推薦したのは今回初めて。葉世斌氏の推薦は世界各地からの国際実行委員会実行委員10人が無記名投票を経て決定した。このことからも、葉世斌氏が高い芸術的センスを兼ね備えた、大いに期待のかかる現代詩人であることが伺える。

 これについて葉世斌氏は、とりわけすごいことではなく、数多くの漢文詩人が推薦されるべきだ、と冷静に受け止める。「ノーベル文学賞は当然公正かつ偉大な賞だが、私たち、特に私には手の届かない遥か彼方にあるものだ。本当に意義のある詩人であれば、賞のために創作するのでは決してない。根本的に詩人は詩歌に対して責任を持つこと。自分の意識は専ら詩歌の創作に集中させ、難易度の高い厳粛な作品を手がけていくのが一番大切なことだ」と強調する

 「中国の詩人がノーベル賞を受賞する可能性はどれくらいあるか?」という質問に対し、「私たちは西洋を比較的理解しているが、西洋は私たちを理解できないというのが詩の世界の現状だ。漢文詩の中には確かに秀でた詩人もいるが、その翻訳が難しいこともノーベル賞に縁のない要因となっている。しかし、このことは漢文詩人が世界最先端の詩歌を目指して創作したり、それ相応の水準に達する妨げとはならない」と答えた。

 葉世斌氏略歴

 1982年安徽師範大学ジョ(※)州分校中国語学科を卒業。文学学士。中国作家協会会員、世界詩人協会(WCP)会員、安徽大学兼任教授、ジョ州学院客員教授。これまでに、世界各地の新聞・雑誌100誌余りに詩歌や小説を多数発表。07年9月国際詩歌翻訳研究センターの栄誉文学博士称号を取得。ギリシャ国際作家芸術家協会の「国際文化・文学・芸術賞」受賞、国際詩歌翻訳研究センターが「07年度国際最優秀詩人」と称す。08年初め安徽省人民政府「安徽文学賞」を受賞。主な作品は詩集「門神」「在途中」「葉世斌詩選」(中国語・英語対照)「葉世斌詩選」(フランス語版)など多数。(編集KA)

 ※ジョ州はさんずいに「除」

 「人民網日本語版」 2008年09月04日
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