名作家がネット上で小説対決 審査員はネットユーザー(1) インターネット、作家協会主席、対決…、この、何の関連もなさそうな言葉が、中国オンラインゲーム大手・盛大網絡(SNDA)傘下の「起点中文網」において、ドッキングした。多くのユーザーが驚き、また新鮮に感じている。
「全国30省(自治区・直轄市)作家協会主席小説コンテスト」と名付けられたイベントが、中国語の創作文学サイト「起点中文網」で始まった。劉慶邦、談歌、叶文玲、蒋子竜、楊争光など中国の現代作家30人が、ネット上で小説形式の「対決」を行う。来年6月にはその勝敗が決定し、優勝者には10万元の賞金が出るという。
盛大文学の候小強CEOによると、イベントの開始から1週間で、すでに300万件ものアクセスがあり、1作品あたりの閲覧数は10万人に及んでいるという。今回のイベントは、インターネットというプラットフォームを通じて、中国文学に活力を吹き込もうと発案された。候小強CEOは、「今のアクセス数増加の速度からすると、来年6月には、1作品あたりの閲覧数は延べ数百万人に達するでしょう」と述べている。(編集WM)
「人民網日本語版」2008年09月23日