復旦大学 心理テストの結果で部屋割り(3) ▽心理テストで似た者同士を選ぶ
復旦大学の2007年度入学の学生たちは全て、前学期が終了する前、心理健康教育センターからある通知を受け取った。その内容は、学生寮の部屋割りに関する調査の協力依頼だった。呂海辰君は「部屋割りのための心理テストなんて初めてだったから、面白かった」「この測定は、個人の希望を率直に伝えることができ、また合理的な方法だと思うから、同級生たちは皆喜んで協力したよ」と話す。
最終的に、2007年度入学の本科生の94%が今回の調査に参与した。新学期が始まる前に、2007年度入学の学生を受け持つ指導教員の全てが、この学科生の部屋割り測定評価システムの結果を受け取った。報告には、非常に詳細に、4人定員の部屋割り名簿およびこの部屋の「適応度」が記入されており、室長の人選も参考として書かれている。劉明波主任によると、同室に割り当てられた学生は、基本的に性格や生活習慣が似ており、仲違いや衝突がなるべくないようにしてあるという。程礼明先生は「部屋割りのいい参考となりました。クラスには多くの学生がいるため、全員の個性や希望を把握することは不可能なのです。今回の結果を参考に、学生の学業成績をもとに適度な調整を加え、最終的に部屋割りの方案を確定しました。今のところ、学生たちはルームメイトとそれぞれ上手くやっているようです」と述べている。(編集WM)
「人民網日本語版」 2008年09月26日