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現在位置:人民網日本語版>>文化>>文化保護
更新時間:12:38 Dec 07 2008
日本が麻雀を世界遺産に申請、なぜ我々が不満を抱くのか?
 世界無形文化遺産への麻雀の申請において日本が中国よりも積極的であることを、このほど関係者が明かした。以前は韓国が、端午の節句に加えて、中医(漢方)を韓医と改称して世界無形文化遺産に申請しようとし、中国人に強い不満を引き起こした。「紅網」が伝えた。

 中国人にとって麻雀は、食後のくつろぎやお祝いの席に欠かせぬ娯楽だ。参加者数でいえば、麻雀は世界一の競技と言えよう。このため多くの人は、麻雀の生命力は非常に盛んで、大衆に力強く支えられていると単純に考えているのだが、文化遺産の保護は実は参加者の多さを見るのではなく、系統的、科学的、厳格な整理・保護・研究によって示されるということを知らない。

 麻雀は中華民族が独創した歴史ある頭脳ゲーム、大衆娯楽競技であり、豊かな文化的側面と美学思想を内包し、数学、論理学、統計学、心理学、ゲーム理論、知力開発などの学問に関係する。世界のさまざまな大競技の中で、麻雀のみが中国語を競技用語としており、オリンピック入りへの期待を抱く人もいる。だが大多数の中国人は決してこれらの側面を重視しているわけではなく、友人との賭け事の方法として、浅薄な娯楽に徹夜で溺れているだけだ。これは心身の健康に無益で、麻雀の豊かな文化的側面など見られない。

 麻雀は唐代に日本に伝えられ、豊かで健全な文化活動を形成した。麻雀の研究と収集に没頭してきた野口恭一郎氏は、麻雀の発明者を考証し、世界初の麻雀博物館を開設したほか、麻雀関連の小説・マンガ・新聞なども出版している。02年10月には中国ではなく東京で、第1回世界麻雀選手権大会が開催された。敦煌と同様、日本人は麻雀の起源は中国だが、発揚の功は日本にあると自負している。

 私たちは、中国は麻雀の歴史文化遺産を十分に重視しておらず、発掘・整理作業の時間も長くなく、いずれも隣国の日本に後れを取っていることを直視するべきだ。国連教育科学文化機関(ユネスコ)で採択された無形文化遺産保護条約によると、世界無形文化遺産の第1期保護リストは09年に発表されるが、すでに発表された国レベルのリストには、残念なことに麻雀は入っていない。こうした状況の下で、中国が麻雀を申請する機会を逸している間に、日本が申請に成功し、かつ麻雀の起源は日本だと主張しなかった場合、これは日本の方が中国より良く保護してきたことを示すだけのことだ。私たちは広い心で他者の努力の成果を受け止めなければならない。中国にとって多くの参考、啓発、喚起ともなるのだから。(編集NA)

 「人民網日本語版」2008年11月26日
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