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東日本大震災、中国人作家が小説化

 中日関係をテーマにした小説を得意分野とする中国作家協会会員の于強氏は、数カ月間の執筆の末、東日本大震災を描いた長編小説『海嘯生死情(注:海嘯は中国語で津波の意)』を完成させた。中国人が東日本大震災を題材とした小説を執筆したのはこれが初。于氏は26日、20万字弱の同作品を、中日国交正常化40周年の記念として捧げることを表明した。中国新聞網が報じた。

 于氏は2011年3月に親戚訪問のため日本を訪れ、東日本大震災の発生時は千葉県に滞在していた。地震により大きな揺れが生じ、家屋が倒壊しそうになったため、同氏は家族と避難所に身を寄せた。同氏は東日本大震災を経験し、大地震を前にした日本人の落ち着きや、助け合いの感動的なシーンを目撃した。また大地震による壊滅的な津波の恐怖、放射能汚染による人々の不安を耳にした。さらに関西地方では被災地から避難に訪れた人々を目にし、地震・津波・放射能汚染に関する情報を入手した。日本人が身を呈して中国人研修生を救出した件に、同氏は深く感動し、心を揺さぶられた。大同日本株式会社の顧問を長年務めてきた同氏は近年、日本の企業家と安徽省の山間区を視察し、日本の研修から帰国した人々と交流した。これにより同氏の執筆の基礎が固められた。

 同作品には東日本大震災、津波、放射能汚染の恐怖に関する描写がある他、震災が人々にもたらしたショック、被災の模様、壊滅的な現場のシーンといった事実が描かれている。未曾有の危機に直面した日本人のたくましさ、被災者を救済する精神に対する称賛、そして日本人に支援を申し出た中国人に対する称賛。津波を前にした中国人と日本人の生命をかけた助け合い、震災により生まれた慈しみ、生き死にという打算を捨てた中日の友情。また震災による結びつきから国際結婚を果たしたという結末が用意されている。(編集YF)

 「人民網日本語版」2011年7月28日

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