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孫文と日本の友人たちの友情、中日友好を促進

 今年は辛亥革命100周年にあたり、革命指導者の孫文(孫中山)と関わりの深い日本でも「孫文ブーム」が巻き起こっている。孫文関連の記念イベントが各地で催され、孫文の日本の友人たちにも焦点が当てられている。中国新聞網が伝えた。

 長崎では企画展「孫文・梅屋庄吉と長崎」が開幕した。長崎県の中村法道知事はインタビューに答え、「孫文と日本の志士たちの友情は、アジア共同発展の希望という基礎の上に築かれた。今日の中日両国も、より高いレベルでの相互利益に着眼し、交流を強め、ともにアジアの共栄を推進していくべきだ」と語った。

 企画展の関係者によると、梅屋庄吉は1895年、孫文に「君若挙兵、我以財政相助(君は兵を挙げよ、我は財をもって支援す)」と語り、資金援助を約束すると、現在の金額にして1兆円以上に相当する資金を援助した。孫文は一切の見返りを求めることなく辛亥革命を支援した庄吉・トク夫妻をまるで慈母のようだと讃え、庄吉の羽織の裏地に「賢母」の2文字を筆でしたためている。

 企画展を訪れたある女性は「孫文と梅屋がなぜこれほどまで深い友情で結ばれていたのかが知りたくて訪れた。彼らの友情と絆に敬服を覚える」と語った。

 梅屋庄吉の物語は日本の教科書ではこれまで触れられることがなかったが、この状況はまもなく変化を迎えるかもしれない。

 中村知事によると、長崎県はこのほど、長崎生まれの梅屋庄吉と孫文の友情を伝えるべく、学校の授業で取り上げるよう国に求める意見書案を採択した。この決議案は関連部門の認可を経た後に実施されるという。

 中国駐長崎総領事館の李文亮総領事は「孫文は日本の友人が多く、少なくとも300人以上に上る」と語る。中国でも有名な宮崎滔天、平山周、梅屋庄吉のほか、あまり世間に知られていない人も多い。これらの人々は孫文を通じて辛亥革命に身を投じ、様々な貢献を果たした。

 長崎県文化振興課の研究員である石尾氏は、「中日両国には戦争の恨みが依然として存在しているが、孫文と日本人との絆からは、両国間にはすばらしい記憶もあるのだということがわかる」とし、孫文を支持した当時の日本人の思惑は様々であったにせよ、孫文と日本人の交流を広く伝えることは、両国関係にとっても利益が大きいとの見方を示す。

 李文亮総領事は、「宮崎滔天と梅屋庄吉は、純粋に孫文への共感から辛亥革命を支援した。この史実は今の中日関係にとって大きな啓蒙的意義を持つ。平和共存と相互援助こそが両国の最良の選択だ」と語る。(編集SN)

 「人民網日本語版」2011年10月10日

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