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中日両国で活躍しているamin(アミン、阿敏)さん |
日本のシンガーソングライター・河口恭吾さんの代表曲「桜」は、中日両国の若者にとても人気があり、よく歌われている。北京外国語大学「千人講堂」で23日夜、中国人観客は、日本人歌手が初めて中国語で歌う「桜」に酔いしれた。
これは、日本国際交流基金北京日本文化センターの主催で開かれた中日交流の窓「心連心」国内コンサートツアー初日の様子だ。NHK紅白歌合戦に出場経験があり中日両国で活躍しているamin(アミン、阿敏)さんと日本で人気が高い河口恭吾さんとのジョイントコンサート形式で行われた。2人は、集まった各大学の教職員や学生、ファンのために、十数曲を披露した。今回のコンサートの主旨は、ポピュラー音楽を「絆」とし、中日両国の若者の「心と心をつなぐ」ことにある。
コンサートのオープニング曲は、aminさんの持ち歌「大きな河と小さな恋(大河流淌 小小恋情)」。これは、数年前にサントリーのCMで流れていた曲だ。Aminさんは同夜、中国語・日本語・英語の3カ国語で、趣の異なるたくさんの曲を歌い、観客を魅了した。「素朴さ」が魅力の河口さんが舞台に登場すると、観客席はどっと沸いた。彼の曲は、いたってシンプルでゆっくりした時間の流れを感じさせる。ラブソングを得意とする河口さんは、創作スタイルについても語った。
中日交流の窓「心連心」巡回コンサートは、国内4都市で行われる。aminさんと河口さんは、北京に続き、青島、成都、西寧を訪れ、現地のファンや日本語学習者らのために歌う予定。 (編集KM)
「人民網日本語版」2011年10月24日
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