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林国本:サッカーの強化に力を入れてはどうか

 ここ数年、中国のスポーツ界は世界で注目される成果を収め、スポーツ大国化を目指す目標は一応達成されたが、中国スポーツ主管部門の一部の人たちは「まだアンバランスが目につく」という見解を示している。

 オリンピックでの金メダル総数がトップになっても、スポーツファンにとっては何か満たされぬものがあるように思えるわけだが、これははっきり言ってしまえば世界でファンの一番多いサッカーが二流のレベルから脱け出せずにくすぶりつづけていることだ。食事の席で中国サッカーの話題が出るといつも嘆きの声を耳にするのは、やはり中国のサッカーがアジアだけでもトップクラスに入ってほしい、というファンたちの胸の内を反映するものであろう。

 ほとんど同じ体格、サッカーの歴史も同じくらい、施設などでは中国のほうが恵まれているのにずっと鳴かず飛ばずの状態にあることは不可解と言ってもよいが、深く掘り下げればやはりサッカーというスポーツの本質に対する認識不足、戦術の発展についての実戦を通しての学習の欠如などいろいろ上げられるが、スペインとか、南米の強豪チームにキャッチアップすることは現段階では高望みに等しいが少なくともアジアではトップクラスに入ってしかるべきだと思う。

 日本のサッカー界が大学生を主とするチームを広州アジア大会に送り込んで中国チームを破ったことについて、サッカーに詳しい知人は、「つまり、中国のサッカーはそれほどのレベルしかないということだよ」と語っていた。卓球にしても、体操にしても、女子バレーボールにしても中国はアジアではトップクラスと言え、本来、これらの種目は日本が強かったものだが、それをここまで持ってこられたのは、努力すればできないことはない、ということだ。もちろん、なにもすべて日本に勝つようにと言っているわけではなく、競技スポーツのことだから、とにかく勝敗を争うことに醍醐味があることなので、同じ地域で技を競い合うことに意味があるのだと思う。日本のサッカー界はイタリアからザッケローニ監督を招いて強化に力を入れているが、中国もスペインから監督を招いて力を入れている昨今のことであるが、先般、少年サッカーにかなり力を入れてきたはずの北京市地壇小学校のチームがロシアの少年ディナモチームに0対11で負けたことが北京のメディアで大きく取り上げられ、少年サッカーやサッカーの将来に関心を持つファンたちの間でも話題となった。もちろん、1回だけの試合で事を論じることはどうかと思うが、メディアに掲載された父兄たちの談話を見ると、どうも現在の小中学校の体育教育、放課後の生徒たちの活動、宿題の山積み、算数、数学など受験科目の強化学習(塾通い)で子供たちにはもうボールを追っかけまわす時間も余力もないというのが実情であるらしい。

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