香港・マカオ高校生代表団、訪日友好訪問を開始
中国香港・マカオ高校生代表団の訪日友好訪問の歓迎レセプションが14日夜、東京の日中友好会館で催された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
日本外務省の遠山茂アジア大洋洲局中国・モンゴル課地域調整官が祝辞を述べ、「日中関係は日本にとって最も重要な両国関係であり、今回の訪日された若き皆さんが日中関係発展のために力を発揮されることを希望します」と期待を寄せた。
史光和・中国駐日本大使館教育処一等書記官は「代表団メンバーが訪日中により多くの日本の高校生と交流し、視野を広げ、将来、社会に有用な人材となることを望みます」と語った。
廖亜全・香港団団長(宣道会陳朱素華記念中学校長)と賀誠・マカオ団団長(教業中学副校長)もあいさつに立ち、廖香港団団長は「今回の活動は代表団メンバーにとって、身近に日本に触れる絶好のチャンスです」と述べ、賀マカオ団団長は「代表団メンバーが今回の訪日を通じ国際社会に対する認識と理解を深めることを希望します」と語った。
会場では日本と香港・マカオの各高校生らがそれぞれ熱気あふれる歌やダンスを披露し、場内は温かな拍手に包まれた。
中国香港・マカオ高校生代表団一行70人は13日に日本入りし、9日間にわたる友好訪問をスタートした。一行は2グループに分かれ、熊本などに赴き学校や文化施設を見学、現地の高校生と交流するほか、一般家庭にホームステイし、日本人の家庭生活を体験する。(編集HT)
「人民網日本語版」2011年12月15日