中国華文教育基金会、義援金1億円を獲得 中日文化交流に
中国国務院僑務弁公室が主管する中国華文教育基金会(CLEF)は北京で9日、中日文化教育交流支援のための義援金1千万元(約1億2千万円)を受けた。CLEFにとって今年初の大口義援金。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
義援金を贈ったのは、永年にわたり日本で生活する上海和星投資管理有限公司の王宝喜・董事長(会長)。義援金の初志について王氏は、「日本での長期の経験で、海外での中国語教育の重要性を深く感じた。国内外の『炎帝と黄帝の子孫(中国人)』が自身の民族の独自性を保ち、中華民族の文化の神髄を理解し、海外華人団体の調和的進歩の推進と中外文化交流の増進のために、貢献していただきたい」と期待を語った。
義援金は、在日華僑・華人青少年の中国語教育、中日文化交流活動の展開などに充てられる。
中国華文教育基金会(CLEF)は2004年9月に設立された。中華文化の昂揚および中国語教育の発展を主旨に、「中国語教員育成」「華僑・華人青少年中華文化伝承」などのプロジェクトを現在進めている。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年1月10日