2012年6月15日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:10:51 Jun 15 2012

「恩人」と苦難を共に 女川町に戻った中国研修生 (2)

 研修生らは多くが大連出身。帰国後彼女たちは毎日、日本の様子が気がかりだった。半年もの間、心は晴れなかったが、さきに14人が昨年12月、女川町に戻った。

 日本に戻るまでの間、一人ひとりに物語があった。大連出身の一人はまだ、日本に戻ったことを家族に明かしていない。両親を心配させたくないからだ。毎回実家に電話するたび、自分は蘇州にいると告げている。取材に彼女は名前を明かさなかった。

 またある一人は「今回はみんな大きなプレッシャーを背負ってきた。家族が心配して頻繁に電話を掛けてくる」と語る。「だけど人は生きているなら良心が必要。佐藤さんがいなければ、私達は生きていなかった。皆さんに恩返しできることは、ここに帰ることだけです」

 女川町の漁業復興の道のりは険しい。再来日した研修生らの給与は上がらず、日本人全社員と共に苦難を乗り越える。再開した仕事は以前にも増し忙しく、研修生らの昼休みはわずか1時間。純白の作業服に身を包んだ彼女達は、カメラのフラッシュを避けた。祖国の家族に自分達の選択を知られ、苦労していると悟られなくないからだ。

 しかし研修生達は知らない。地元の人々は彼女達よりもつらい生活を送っている。佐藤水産の日本人社員の自宅は全て押し流され、仮設住宅に身を寄せている。生活と会社再建の二重のプレッシャーを背負いつつも、社員らは笑みを絶やさずに、たくましく暮らしている。

 大震災は一人ひとりに深い傷を残したが、研修生らとの再会と工場の再開で、希望の灯が再び宿った。(編集HT)

「人民網日本語版」2012年3月5日

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論      プレスリリース
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古