上海を結ぶ航路が運航、九州4県の魅力があふれる
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九州の海とハト |
今年3月、14ぶりに復活した長崎と上海を結ぶ航路「オーシャン・ローズ」(約3万トン)が営業運航して以来、九州山口県、福岡県、佐賀県、鹿児島県の魅力があふれ、中国からの訪日観光客の増加につながりそうだ。
「彼岸から彼岸まで」と呼ばれるふぐの本格シーズンが始まった。山口県下関市は言わずと知れたふぐの本場。関門海峡が好漁場で、高級魚のとらふぐがよく獲れた時代、天然ふぐの8割が下関市の唐戸(からと)市場に集まった。ただ今は、かつて仲卸し業者の商いの場だった市場が、観光客が気軽に立ち寄れる魚商市場として復活を遂げている。新鮮で色鮮やかな寿司が屋台村のように並ぶ通りは「馬関街」と呼ばれ、さまざまな魚介類がバイキングのように選べる。