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周冬霖氏:日本で桜の花を食べる (3)

「週刊!深読み『ニッポン』」第21回

 桜を食べるといえば、日本全国から桜の専門家たちが集まる日本桜学会の年次総会に参加したことで、私は大いに見識を深めた。全国をめぐって桜の新品種の分布を調査している人、2008年に桜の種を衛星に載せて宇宙に打ち上げることに成功した桜の育成の専門家、桜の木の病虫害対策が専門で名刺に「樹木医」と書いている人、数多くの史料の研究を通じて桜と関係のある人や物について考証している学者などがいた。年次総会で最後に発言したのは、多くのサンプルを持ってきて参加者に品評を依頼した桜関連商品の開発の専門家たちだった。これは一番の見物となり、会場の盛り上がりは最高潮に達した。

 「桜あそび」の著者、岡村比都美さんは「桜食品と人間関係」という、得るものの多い報告を行った。岡村さんは全国各地の市場で売られている桜煎茶、桜の葉の塩漬け、桜の花の塩漬け、桜梅干、桜味噌、そして自ら作った桜の葉や花の塩漬けの混ぜご飯などについて紹介。最後にお手製の桜味噌を私たちに味見させてくれた。準備万端の彼女はパンの薄切りもたくさん用意していた。

 私が中国から来たことを知ると岡村さんは、現在日本の田舎では人口高齢化のために、花や葉を手で摘んで作る伝統の桜食品がどんどん消えていることを残念そうに語った。また、現在日本で売られている桜の花や葉の塩漬けのほとんどが中国から輸入されていると聞かされて私は少し愕然とした。桜と10年近く関わりを持ってきたが、中国でこうした商品を目にしたことはないのだ。(文:周冬霖・中日関係史学会理事、中日桜花文化交流センター主任)(編集NA)

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 「人民網日本語版」2012年6月21日

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桜食品
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