小野寺氏「人材育成、大学教育に比重を置く」
日中友好市民倶楽部の小野寺健理事長はこのほど、人民網のインタビュー番組に出演し、中日友好に向けた取り組みや最近の両国関係に対する考えなどを語った。インタビュー要旨は以下の通り。
-----日中友好市民倶楽部の具体的な取り組みは?
具体的には、当初の活動と倶楽部を設立した後と、若干質的な違いがあります。当初私が個人で活動をしていた時は、吉林省、河北省、河南省の貧しい地域を友人から紹介していただいて、孤児の方、貧困家庭の子どもたちに学費援助や学用品を寄贈するという活動をしておりました。
-----学資援助はどのような地域・家庭が対象になっているのか。
吉林省は長春の近郊の徳恵、あと河北省は固安県、河南省は信陽市ですね、この3つの地域から、それぞれ友人が政府の協力を得られるところ、確実に子どもたちにお手伝いが行き渡るような環境が整っているところを選んで、その当時1993年ぐらいからですが、一人500元
お手伝いしていました。選定に当たっては、家庭環境の一覧表を提出していただいて、家庭の状況、収入、成績を参考にしました。ですので、私とすれば、貧しいからお手伝いするというよりは、あなたが一生懸命頑張っているので、友人としてささやかなお手伝いをしたい、とそういう気持ちで選定して、延べ500名ぐらいの方にお手伝いしたと思います。
-----対象家庭の経済状況は?
吉林省の場合は、比較的に孤児の方が多かったので、やはり孤児の方が優先的にお手伝いをしました。あと家庭環境としては、両親が病気であったり、失業したりしていると。その時代のメルクマール(判断材料)としては、年収2000元以下の人を優先的に選んでいた記憶があります。
-----500元はどういった形で支給されるのか?一括限りで?
そうですね。一括限りで。