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日本の高校生100人が訪中 「小大使」として中日交流

 中日両国の国交正常化40周年を記念する高校生交流事業「中日小大使」(主催:北京市政府、イオン1%クラブ)の代表団として訪中した日本の高校生100人の歓迎会が20日、北京の日本大使館で行われた。中日両国の高校生計200人が一堂に会し、交流を楽しんだ。

 在中国日本大使館の堀之内秀久・臨時代理大使は「日中両国の未来の鍵を握るのは若い人たち。青少年交流を深め、両国の若者に相互学習を促し、未来に向け両国が戦略的互恵関係を深めることは両国にとって非常に重要な意義がある」とあいさつを述べた。

 2012年の中日青少年交流プロジェクトは両国から高校生各100人が参加。うち北京、青島、天津の高校生計100人はすでに今年7月に訪日し、企業・工場見学や観光、ホームステイなど多種多様な活動を行った。帰国後も、日本の高校生100人とそれぞれ組となって、メールなどで連絡を取り合っていた。今回訪中した日本の高校生100人とは約半年ぶりの再開となり、思い出話に花が咲いた。

 天津の高校から参加した男子生徒は「実際に自分の目で見た日本は想像以上に清潔で、日本人の礼儀正しさと親切さにとても感動した」と語った。日本の高校生は「中国の若者と実際に対面して触れ合うことで、日本では分からない中国の一面がすごく理解できた。実際の中国はテレビやメディアが伝えている姿とは違っていた。このような活動が今後もっと増えてほしい」と語った。

 日本の高校生100人はこれから中国の高校の授業や一般家庭でのホームステイなどを体験する予定。これらの活動を通して、中国社会や文化への理解をいっそう深める。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2012年12月25日


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