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日本で漢詩創作がひそかなブームに

 漢詩という芸術形式が、古い時代に中国文化とともに日本に伝わってから、日本でも漢詩が創られはじめた。漢詩はここ数年、日本で再びひそかなブームとなっている。漢詩の創作方法を学ぶ人が増え続けており、そのうちの多くは若い人という。新華網が報じた。

 日本で「詩」と言えば、長い間、漢詩のことを意味していた。歴史を振り返ると、江戸時代から明治時代初期が、日本における漢詩創作のピーク期にあたり、多くの詩人が世に出た。「東京新聞」の報道によると、漢詩の創作を始めた人が最近増えているという。時間的に余裕がある定年退職した高齢者だけではなく、若い人も増えており、オンライン学習ができる漢詩関連サイトも人気上昇中という。

 今年66歳になる香取和之さんは、2年前から漢詩を創作している。退職前、大手メーカーの管理職を務めていた香取さんは、中国の古詩から人生の大きなヒントを得た。唐代の名臣・魏徴による詩「述懐」の中の「人生感意気(人生意気に感ず)」の一節を読み、深く感銘した。香取さんは、「当時、管理職としての大きなプレッシャーを乗り越えることができたのは、この詩のお蔭。だから、自分も人の心を奮い立たせることができるような漢詩を創りたいと思った」と述べた。

 退職後、香取さんは自宅近くの漢詩教室に通い始め、「漢詩を通して『一人前の男』の志を表現する」ことを目標にした。香取さんは現在、1カ月に2,3首の漢詩を創ると同時に、同好者と定期的に交流して共に学び合っている。

 東京都大田区に住む医師・上野逸生さんも、還暦を過ぎている。上野さんは「還暦を過ぎて、これまでの人生を振り返るようになった。漢字と仮名が混ざっている和歌や俳句と比べ、漢字だけで構成されている漢詩はより内容が凝縮され、晩年の自分を奮い立たせてくれる」と述べた。

 上野さんは、「還暦」と題する漢詩を創作した。「晴空一碧蕣華鮮、尽日揺香金木前。幾度春秋迎還暦、虫声地満故人辺」。詩の大意は、「いつの間にか還暦を迎えた。旧友も人生の秋に差し掛かっている。故郷で彼らとともに過ごした青春の日々が、ついこの間のことのように眼に浮かぶ」。

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