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復活を遂げた日本バレー女子、日本のスポーツ戦略を学べ (2)

中国メディアが見る日本

 今年、中国のスポーツ界のキーワードとなったのは「接地気(大衆化・庶民化)」という言葉だ。誰も入っていない観覧席を何とかしようと、各試合を計画・実行する組織側も試行錯誤を凝らしたが、その結果や効果は常に期待していた以上のものにはなっていない。中国のいくつかのスポーツ発展プロジェクトの考え方は長期にわたって時代と共に進歩するどころか、何も変わっていない。ただ訓練を行い、大会で金メダルを獲得しさえすれば、任務は終了するという考え方だ。スポーツを発展させるという角度から課題を考えることはしていない。閉鎖的なスポーツ大会を行ってきたことでもたらされた結果は、大衆の無理解と無関心だ。そして、現在スポーツ発展プロジェクトは財政的な困難に陥っている。

 今回のワールドグランドチャンピオンズカップの試合日程はわずか5日間だったが、日本の大会組織委員会は多くの地方都市で試合を行った。それは、いったいなぜなのか?その答えは、恐らく会場で生で試合を見たいと希望する多くの観客の需要に応えたものだ。そして、実際どの会場も観客は大入り満員だった。これこそが観客のことを考慮して広くスポーツを伝えようとしたことに対する自然な回答なのだ。中国のスポーツ界は、大会が始まってみると観客が入らず、あわてて人を探して会場を臨時的に埋めることを繰り返している。それならば、プライドを捨て去り、自ら大衆に近寄ってスポーツ大会を企画・実行するべきだ。大衆との距離が近くなってこそ、観客は初めて会場に足を運んでくれるに違いない。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年11月28日

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