日本の「無」文化からインスピレーション、画家・彤華さん

　今回の人物

　彤華さん。女性。北京に生まれる。画家、中国ファッションデザイナー協会会員。著名画家・張世簡氏、金鴻鈞氏にかつて師事。

　彤華さんは1984年、中央工芸美院職業大学班を卒業。1980-1988年、北京工芸美術公司でデザイナー。1988-1991年、中国雑伎団でファッションデザイナーを担当、ファッションデザイン賞を数多く受賞。1992年初-1995年末、宮城教育大大学院を卒業。その間個展を3回開催、一部作品は日本の国際芸術展に入選し、日本各界・メディアの好評を博す。1996-1999年、日本TT2企画株式会社にて企画部長。

　2000年より、彤華さんは絵画創作に専念。現在に至るまで多くの作品が国内外友人、海外華人・華僑、関連機構にコレクションされた。作品は、日本、東南アジア、西アジア、ロシア、欧米など諸国・地域の人々に愛されている。

彤華さん
　インタビュー実録：

　彤華さんの多くの絵には、中国と西洋、具象と抽象が融合した独特の斬新な表現手法が用いられ、きめ細やかな絵画技法、優雅で生き生きした色彩により、中国伝統文化の吉祥寓意を表現している。現代ファッション芸術トレンドの息吹が感じられ、同時に中華民族の芸術の神髄も失っていない。記者は彤華さんの作品集を眺めながら、インタビューを始めた。
[1] [2] [3] [4] [5] [6]