第11期北京市政協委員会・第5回会議が開幕
王安順主席が活動報告 第11期北京市政協委員会・第5回会議が10日午後に開幕し、王安順主席が就任後初の常務委員会活動報告を行った。中国新聞社が伝えた。
王主席は「過去1年、北京市政協は経済成長パターンの転換の加速、民主改革の推進と社会管理などについて実行可能な提言をしてきた。委員は『中軸線』歴史文化遺産の保護の現状および計画について重点的に調査し、常務委員会提言案をまとめ、全体的保護計画の制定を呼びかけた。水資源の総量規制と循環利用について『首都水資源の保護と開発利用の強化に関する提言案』をまとめた。医療、高齢者問題についても調査、提言を行った」と指摘。
今年度の取り組みについて「2012年は第12次五カ年計画を継続展開する年だ。北京市政協は新たに生じた問題、特に環境汚染、民生保障など現実的問題に対して、効果的な各種職責履行手段を運用し、大衆の声を報告する。大気汚染を大局に関わる重大問題として位置づけ、対策水準の向上に着眼し、先読み型の実行可能な提言を行う」と説明した。
今回の会議では文化・教育、都市建設・管理、経済建設、民生改善などが重点的に議論される。具体的には「マイクロブログなどネットメディアの監督・管理の強化」「PM2.5モニタリング結果の速やかな公表に関する提言」「北京スクールバス制度の構築」「外来人員子女の北京での高校入学『統一試験』問題」などだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年1月11日