2011年の北京市のGDPは前年比8%以上増
北京市政府活動報告、PM2.5対策に初めて言及![]() |
郭金龍市長 |
第13期北京市人民代表大会・第5回会議が12日午前に開幕し、郭金龍市長が政府活動報告を行った。PM2.5対策、スクールバスの安全、タクシーの管理などが初めて報告に盛り込まれた。郭市長は「今年北京市はPM2.5とオゾンへの対策を強化し、整ったモニタリング網を構築し、モニタリング情報をリアルタイムで発表する」と表明した。「新京報」が伝えた。
郭市長は「2011年の北京市のGDPは前年比8%以上増の1兆6000億元に達した。地方公共財政予算収入は27.7%増の3006億3000万元に達した。2012年はGDP成長率8%前後を目標とし、CPI上昇幅は4%前後に抑制する」と表明。「昨年北京市は不動産規制を堅持。新築一般住宅の価格は11.3%下落し、入居者の住宅初購入率は90%に近づいた。今年も不動産規制を揺るがず実行し、引き続き投機・投資的需要の抑制策を厳格に実施し、住宅価格を合理的水準へ戻す」と述べた。
郭市長はさらに「食品価格や家賃を重点に引き続き物価安定策にしっかりと取り組んでいく」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年1月13日