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サイバーセキュリティに「ダブルスタンダード」は認められない (2)

 インターネットの世界で中国は新参者だ。インターネットに対する中国政府の姿勢は一貫して、積極的に利用し、科学的な発展を図り、法にのっとり管理し、安全を確保するというものだ。「中華人民共和国通信条例」「インターネット情報サービス管理規則」であれ、全人代常務委員会の制定した「インターネットのセキュリティ維持に関する決定」「ネット情報保護の強化に関する決定」であれ、いずれも公民の言論の自由の保護、市民のプライバシーの保護、インターネットの健全な発展の保護を指導原則としている。まさにこうした法規に守られる形で、中国ではネットが急速に発展し、ネットの利用が高度に普及し、ネット技術が目覚ましく発展し、電子商取引が台頭しているのだ。

 中国はインターネットの管理において、「絶対的自由」を大言壮語したことはない。いかなる者のネット上の言動も法律の認める枠内に制限されなければならない。だがこうした実務的原則の下、われわれは公民の合法的な表現の権利を十分に尊重し、個人情報の保護を強く重視している。われわれからすると、ネット管制の撤廃を声高に叫び、「情報の自由な流れ」を強く提唱する一方で、こっそりと公民のプライバシーを監視するやり方、サイバー戦争を発動しているとして被害者に扮して他国を非難する一方で、国境を越えたサイバー攻撃を組織するやり方は偽りに満ちているうえ、何を企んでいるのか見当がつかない。

 ビッグデータの時代、ネット情報セキュリティは人類が共通して直面する試練だ。公共の安全の維持と公民のプライバシーの保護との間で合理的なバランスを求めることは、どの国にとっても容易なことではない。この問題におけるダブルスタンダードの姿勢は、道義上の苦境に陥り、口にできない気まずさに直面するだけだ。わだかまりのない心で、互いに尊重し、意思疎通を強化し、対等な協力を行なってこそ、平和で安全な、開かれた協力的なサイバー空間を共に構築することが可能になる。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年6月21日

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