中国は行動によって人道主義の何たるかを示す (2)
2002年以来、中国軍は国際緊急人道支援をすでに数十回行い、友情を広げ、人道的ケアをはっきりと示した。病院船「平和の方舟」はこれまでにアジア・アフリカ5カ国と中南米4カ国で人道医療任務を遂行し、東南アジアで合同捜索救難演習に参加した。今回のフィリピン支援は「手慣れた活動」と言える。この「移動病院」では優秀な軍の医療スタッフ105人が300余りの病室と先進医療設備を利用して、世界の注目する「大救命活動」を展開する。
自然災害に見舞われた国に支援の手を差し伸べるのは大国としてしかるべき道義であり、パフォーマンスの心があってはならない。中国がフィリピンに差し伸べる支援の手は、義援金額、救援部隊によってセンセーションを巻き起こすためではないし、いわゆる政治的駆引きや軍事力競争は行う考えはなおさらになく、被災者の生命の安全と健康上のニーズという一点のみを考慮したものだ。
中国は一貫して「近隣国と睦まじく付き合い、近隣国をパートナーとする」周辺外交政策を遂行している。一部の国が不愉快であろうと、混乱しようと、中国は「どこかの国が困難に直面すれば、必ず助けに行く」行動理念を堅守し、実際の行動によって人道主義の何たるかを示し、救援活動においてしかるべき役割を果たす。
フィリピンに対する中国の漸進的援助は、フィリピンを含む多くの国々の人々と中国との友情と相互信頼の強化にプラスだ。まさにフィリピンの民衆が中国に対して「雪中、炭を送る」を感じているように「一滴の水でも太陽の輝きを反射できる」のである。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月22日