2008年12月11日    中国語版日本版
更新時間:15:14 Dec 11 2008

麻生首相、人民日報社長一行と面会

麻生太郎首相は11日午前、人民日報社の張研農社長(左から2人目)一行と首相官邸で面会した。(撮影雷声)

 麻生太郎首相は11日午前、張研農社長ら人民日報社代表団一行と東京で面会し、まもなく福岡で開かれる日中韓3カ国による首脳会談が初めて単独で行われると紹介した。日本・中国・韓国の協力強化は3カ国に有利なだけでなく、アジアやその他の地域にも積極的な影響を与える期待がかかる。麻生首相は中国政府が打ち出した内需拡大に向けた対策を前向きに評価。博鰲(ボアオ)アジアフォーラム秘書長で、第12回中日経済シンポジウムの竜永図・中国側代表、広州汽車集団の張房有・董事長、中国博奇(チャイナ・ボーチー)の白雲峰・総裁が同席した。

 今の中日関係に対する総合的な評価について、麻生首相は「日中両国首脳の相互訪問は今年だけでも5回。これは過去30年間の歴史の中では見られなかったことだ。わたしと胡錦濤主席はペルーと北京でお会いした。麻生太郎が日本の首相に就任したことで、日中関係がうまく行かなくなるという人もいた。実際にはその予測は外れ、日中両国関係は具体的かつ全面的な発展を遂げた。日中関係は互恵を目的としなければならないというわたしの基本的な考え方が中国側に少しずつ理解されてきた」と述べた。

 金融危機への対応において中日はいかに協力を強化するかについては、「1997年に起きたアジア金融危機で日本では数多くの銀行や証券会社が倒産したが、金融危機に対応する経験を積んだことも確かだ。今回の金融危機が起きて以来、日本が受けた打撃は欧米諸国に比べて小さい。少し前にワシントンで開かれた緊急金融サミットで、わたしは国際通貨基金(IMF)の役割を強化しなければならないと提案した。さらに同基金に1千億ドルの融資を提供する意向を示した。中国の外貨準備高は豊富だ。日中両国は協力して行動できる。最近中国政府は4兆元の内需拡大策を打ち出し、世界各国と共に金融危機に対応していく方針を固めた。これに対し日本は前向きに評価している」とした。

 メディアの作用については、「一部のメディアの報道は偏っていたり、事実を歪曲したり、世論を煽ったりしている。メディアの影響力は非常に大きい。人民日報は重要なメディアだ。両国のメディアは日中関係の実質を見抜き、報道を通じて両国関係の発展を促進してもらいたい。こうすることこそ両国の利益に合致する。今後両国のメディアは様々な形で双方の交流を推し進めてもらいたい」と述べた。

 中日韓3カ国首脳会談については、「13日に福岡で温家宝総理とお会いする。日中韓3カ国首脳会談は今回初めて単独で行われる。日本・中国・韓国の協力強化は3カ国に有利なだけでなく、アジアやその他の地域にも積極的な影響をもたらす。地理的にも、福岡は中国と韓国の両国と非常に近い。日中韓首脳会談は今後も3カ国から比較的近い都市で行っていきたい」と述べた。(編集KA)

 「人民網日本語版」2008年12月11日

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