2008年12月24日    中国語版日本版
更新時間:10:06 Dec 24 2008

責任ある大国のイメージを示す中国海軍艦艇の派遣

 中国国防部は23日、船舶護衛任務のためアデン湾・ソマリア沖に中国海軍艦艇を派遣する計画について記者会見を開いた。

 近年、アデン湾・ソマリア沖の海賊が国際的に大きな問題となっている。国連安保理は今年6月以降、ソマリア沖海賊の制圧に関する決議を4件続けて採択。北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)が船舶護衛と海賊制圧のため相次いで軍艦を派遣し、米国、ロシア、フランス、インドの海軍も同海域で巡視活動を展開している。船舶護衛のため海軍艦艇を派遣するとの中国政府の今回の決定を、ソマリア暫定政府と国際社会は歓迎している。国連の潘基文事務総長もこれを称賛し、国際問題において中国が発揮する重要な役割の体現との認識を示している。

 中国外交部の統計によると、今年1月から11月までに、アデン湾とソマリア沖を通過した中国の商船は延べ1265隻で、うち20%が海賊の襲撃に遭っている。今年、中国側が巻き込まれた乗っ取り事件は4件で、うち2件では中国側の船舶2隻、船員42人が巻き込まれ、現在もなお中国の漁船1隻、船員18人が海賊の乗っ取り下にある。

 今回の護衛任務は、安全上の各種の脅威に対応し、軍事任務の多様化を完成する面での中国海軍艦艇部隊の自信と能力を示すものでもある。これに対し、海外の一部メディアは、中国海軍が「初めて太平洋外の海域に自主的に展開するのは、軍事力を示すためである」との見方を示し、さらにはこれを中国海軍の「海外への全面進軍の信号弾」と読み解くものまである。中国海軍は、これが決して武力を誇示するものなどではなく、世界の安定と平和を積極的に守る行動であることを、自らの行動によって示すだろう。

 中国海軍南海艦隊の駆逐艦2隻と補給艦1隻は、アデン湾・ソマリア沖で護衛活動を行うため、26日に海南島三亜を出航する。(編集NA)

 「人民網日本語版」2008年12月24日

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