米、核技術流出のパキスタン関係者に制裁
アメリカ国務省は12日、数年前の核技術の流出事件にかかわったパキスタンのアブドル・カディル・カーン博士ら13人と3つの企業に制裁を加えるという声明を発表しました。
その声明によりますと、国際的な協力調査によって、カーン博士が指導した核を密輸する国際ネットワークはイランやシリア、朝鮮、リビアなどの国に関連の設備および技術を供与したのを確認しました。これはひどく世界の安全を脅かすものです。
そして、これらの制裁措置は、核の拡散を防ぐのに有効であり、新たに試みようとしている人たちへの警告だということです。(楊 吉田)
「中国国際放送局 日本語部」より2009年01月14日