2009年1月14日    中国語版日本版
更新時間:13:31 Jan 14 2009

プラスの国際イメージ、日本が2位? (2)

 ■多くの分野でモデルに

 ベトナムなど発展途上国の若者にとって、日本は貧しい敗戦国から先端技術革新国へと急速に移行した成功のモデルだ。こうした国々では、日本がこの移行を実現しながら、いかにして自国の文化的特徴を保持したが研究されている。国際交流基金の小倉和夫理事長は「文化的アイデンティティや伝統を棄てないことを前提に高度経済成長や民主的な繁栄を実現したのが日本の現代史だ」と語る。インドネシア・スマトラ島の若者、アリマシアルさんは「日本は真に上等な商品を意味する。インドネシア人は日本をモデルと見なし、日本がどうやって何もない状態から驚異的な国へと変ったのかを知りたいと思っている」と話す。

 「京都議定書」が誕生した日本において環境保護は重要な価値観だ。環境保護思想が大きな潮流となっているこの国に、環境保護分野のノウハウを求めている国々は少なくない。国際協力銀行の本郷隆・特別顧問は「日本企業のリーダは気候変動が重要な問題であることを熟知しているため、エネルギー効率に非常に関心を払っている。われわれは素晴らしい生活を享受できるよう発展途上国の人々を支援することができるが、持続可能な方法でこれを行う」と語る。

 ■日本語を広め影響力を強化

 北スマトラ大学で日本語を教えるアリマシアルさんによると、同大では日本語課程の人気が急上昇し、現在500人が学んでいるという。日本語を専攻する学生は日本の自動車、電子製品、アニメが好きだ。「バブル経済」時代と比べ、日本語への興味はさらに深まっている。日本政府の統計によると、海外の日本語学習人口は06年には約300万人と、1990年の3倍に達した。東京の丸紅研究所の杉浦勉顧問は「外国人が日本語を学ぶ理由は以前は仕事のためが大部分だったが、現在は日本文化への関心に移っている」と語る。日本語教育を世界に広めるため、国際交流基金は毎年50数カ国から500人の外国人教師を日本に招き、無料講習を提供している。アリマシアルさんもこの講習に参加している。日本基金は2010年までに100カ所の日本語センターを海外に開設する計画だ。日本は日本語の普及によって日本の物事への興味を他国の人々に喚起し、世界的に影響力を拡大しようと企図している。「ソフトパワー大国」の著者・渡辺康氏は「日本はより自然な方法で国際社会の一員になろうとしている」と語る。

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