2009年1月20日    中国語版日本版
更新時間:12:48 Jan 20 2009

得失の間

 イスラエルとハマスが相次いで停戦を発表したが、今回の戦争は長期的に中東情勢全体に重要な影響を及ぼす。

 イスラエルの現政権には今回の戦争で得たものと失ったものとがある。得たものは、与党のカディマと労働党が、安全を守る決意と能力を実際の行動によって民衆に証明し、リクードなど右派ブロックに対する劣勢を大きく跳ね返し、2月の総選挙で勝利するための政治的得点を稼いだことだ。失ったものは、ハマスのイスラエル攻撃能力を完全には壊滅できなかったばかりか、アッバス議長を頭とするファタハ政権を窮地に陥れ、イスラエルの「共謀者」と非難すらされるようにしてしまったことだ。

 戦争はアラブ世界の溝をさらに深めた。エジプト、サウジアラビア、ヨルダンといった「温和な」国々は慎重な対応を取り、イスラエルと常に緊密な関係を持ってきたカタールは、イスラエルとの外交関係の凍結を宣言した。

 戦争は間もなく就任するオバマ次期米大統領にも試練を与えている。第1に、ガザの混乱を収拾させるためにはイスラエルをどう手助けするか。第2に、これまでの計画に沿ってイスラム世界との関係を修復するためにはどうするかだ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2009年1月20日

関連記事
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古