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更新時間:09:19 Feb 18 2009

米メディア:米国務長官の初外遊の核心は中国

 米紙「ワシントン・ポスト」は15日、「クリントン米国務長官の初外遊の核心は中国」と題した論評を発表し、「ヒラリー・クリントン長官が、就任後初めて訪問するのは、アジアの日本、インドネシア、韓国、中国の4カ国で、中国はその中核だ。クリントン長官は中国の指導者に、両国政府のトップ層の定期的な協議を開催するよう提案し、昨年10月以来、膠着状態に陥っている中米の国防交流が、今後、好転する可能性がある」としている。

 同紙の記事によると、クリントン長官は去年の大統領選の頃に、外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」に、「米国と中国の両国関係は21世紀の世界で最も重要である」という文章を発表し、アジアでの米国の重要な同盟国である日本は眉をひそめていた。

 中国との関係発展は今後の米国にとって極めて大切

 国務長官に就任したクリントン氏は、思い切った言論を実行し始め、15日に米国の首席外交官の身分で、アジアへ初めての訪問をスタートした。訪問する4カ国の中で、東京は象徴的な意義がある重要な最初の場所だが、クリントン長官やオバマ政府の役人たちは、中国政府との関係を大いに促し、世界最大の経済体と世界で経済が最も速く成長している経済体の間での協力の新たな道を見つけることを目指し、特に気候変動と環境保全の問題であると明言している。

 クリントン長官は13日に米国のアジア協会本部で、「中国との積極的な両国関係を発展させるために力を入れている。なぜなら、これは将来において米国の平和、進歩、繁栄にとって極めて重要だからだ。台頭している中国をライバルと考える人もいるが、米中両国は互いの成功から利益を受け、互いにメリットをもたらすことができる。共に注目している分野で中国との協力を強化し、中国とチャンスを分かち合うことは米国の利益に一致する」とスピーチしている。

 定期的協議を行なうよう中国の指導者に提案

 中国との関係改善は、外交面でのブッシュ政府の数少ない成果の一つだと多くの人は考えている。しかしクリントン長官やアシスタントは、ブッシュ政権時代は財政部の圧力の下、トータルな米中関係の重点は経済政策だったと語っている。クリントン長官は、中米間の全般的な対話やより広い議題について中国と話し合うことを呼びかけており、「クリントン長官は、両国政府のトップ層の間で、定期的な協議を行なうよう中国の指導者に提案することになっている」とアシスタントは明らかにしている。

 両国間の定期的な協議を繰り広げる機は熟したと専門家は分析する。ブッシュ政権の首席アジア政策顧問をつとめたマイケル・グリーン氏は、「金融危機と中東問題という2つの問題を背景に、オバマ政権は前任が残した局面をどのように引き継ぎ、中国やインドなど新興国との関係をどのように処理するかは、将来オバマ政権の執政能力を評価する重要な根拠になる」と話している。

 新国務長官のアジアへの初外遊は50年ぶり

 ジョージ・ワシントン大学の中国政策プロジェクトの責任者である沈大偉氏は、「オバマ政権は、この20年で最もよい中米関係を引き継いだ。双方は高度の理解と信頼を保ち、相互依頼は非常に深い」と言う。

 クリントン長官の今回の外国訪問には外交官たちも随行しており、気候変動問題担当特使であるトッド・スターン氏は、主に環境作業の折衝を行う。クリントン長官は、気候変動の問題を議題の一つとしており、中米間のパートナーシップを示すために、ゼネラル・エレクトリック(GE)と中国の技術を利用したクリーンな火力発電所も視察する予定だ。

 米国国務省の役人は、今回のクリントン長官のアジア訪問に対してあまり期待を示していないが、シンボル的な意義があると考えている。それはこの50年に新任の米国の国務長官が初の外国訪問地としてアジアを選んだのは初めてだからだ。

 「チャイナネット」 2009年2月17日

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