全国政協大会 9年間で200人以上の華僑・華人が出席
「中国の民主政治の雰囲気を距離がなく感じられ、特別な心境だ」。全国政治協商会議第11期第2回会議に出席した感想について、在韓国中国僑民協会の韓晟昊・会長は興奮ぎみに話した。
毎年3月に開催される全国政治協商大会は2001年以来9年連続であわせて200人以上の海外の華僑・華人を招いてきた。
今回の第11期第2回会議には、米国・アルゼンチン・日本・韓国・英国・オーストリア・オランダ・南アフリカ・オーストラリアなど18カ国から過去最多となる33人の華僑のリーダーらが出席。彼らは現地で有名な華僑のリーダーをはじめ、商業界の巨頭、内外有数の専門家や学者、科学技術者などで、知名度の高い、代表的な人物ばかりだ。
中国光彩事業日本促進会の姜維・会長は、在日中国人の代表として今大会に出席した。姜会長は出発前、調査を行い、中国語教育に携わる人や華人児童の保護者の声に耳を傾けた。「彼らの思いと要求を国家最高の議事の殿堂に届けたい」と記者に話した。
人民政治協商会議は団結・連合を象徴する、国内外の同胞の関係を密接にする架け橋。海外の華僑・華人の代表が出席する政協会議は、祖国と海外の華人らをつなぐ重要な意思疎通の場となっている。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年3月6日