2009年3月16日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
更新時間:11:11 Mar 16 2009

周辺諸国との軍事交流・協力を積極展開する中国

 パキスタン海軍主催の多国合同海上軍事演習「平和09」が14日、終了した。中国海軍のミサイル駆逐艦「広州」も演習任務を無事完了し、帰国の途に就いた。これは近年中国が積極的に展開している周辺軍事外交活動の鮮やかな事例の1つだ。国防部外事弁公室の銭利華主任は「ここ数年来、わが軍事外交は国の外交全体の統一計画に基づき、政治的・戦略的角度に基づく周辺軍事交流・協力の立案と推進を堅持し、安全で安定した地域の安全保障環境の構築に重要な役割を果たしてきた」と語る。

 ■ハイレベル交流が軍事関係の全面的発展を牽引

 銭主任は「周辺軍事外交は常に党中央、中央軍事委員会の正しい指導の下に展開されてきた。近年、軍事委員会と本部上層部はロシア、日本、朝鮮、韓国、パキスタン、インド、ネパール、ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、バングラデシュなど周辺諸国を相次いで訪問している。07年以来、わが軍は周辺諸国にハイレベル代表団を計33回派遣し、周辺諸国からは33組のハイレベル軍事代表団を受け入れた。こうした上層部の交流活動は、双方の軍事関係および国家関係の発展促進、地域の平和と安定の維持に重要な役割を果たしている」と指摘する。

 ■実務交流・協力により周辺諸国との軍事関係を拡充

 銭主任は、ハイレベル軍事交流の不断の拡充に伴い、中国軍と周辺諸国の軍との実務交流・協力も不断に深化している例として▽合同軍事演習・訓練の実施▽軍事演習や部隊整備の相互視察▽専門技術交流・協力の広範な実施▽人道支援など非従来型の安全保障分野での交流・協力への積極的な参与??を挙げる。

 ■軍事的相互信頼により周辺の安全・安定を促進

 銭主任は「10数年間の努力を経て、わが国はベトナム・カザフスタン・キルギス・ロシア・タジキスタンと陸上国境の確定あるいは国境碑の建設作業を完了し、ベトナム・朝鮮・モンゴルと『国境警備協力合意』を締結し、ロシアと『危険な軍事活動の防止に関する協定』を締結し、ロシア・カザフスタン・キルギスタン・タジキスタンと『国境地帯の軍事力の相互削減に関する協定』を締結し、インドと『国境実行支配ライン地帯での軍事面の信頼構築措置に関する協定』を締結して、国境地帯での双方の軍事活動をより透明性、予測可能性、制御可能性あるものにした」と指摘する。

 周辺諸国との戦略対話を一層強化し、相互信頼を深めるため、近年中国はロシア・日本・タイ・パキスタン・モンゴル・フィリピン・ベトナム・インドネシア・マレーシア・インド・シンガポールとの間に防衛当局間協議制度を構築した。ベトナムとは海軍による北部湾(トンキン湾)合同パトロールを実施し、韓国とは隣接する海・空軍間のホットラインを設置し、日本とは洋上連絡システムの構築について実務協議を行った。こうした地域安全協議・対話制度の構築により、近隣諸国の軍隊間の透明性が高まり、地域の安全・安定の維持に重要な役割を果たしている。(編集NA)

 「人民網日本語版」2009年3月16日

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