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更新時間:12:36 Apr 01 2009

G20金融サミットに寄せる5つの期待 外交部

 外交部は23日、主要20カ国(G20)第2回金融サミットに関するブリーフィングを国内外の記者に向けて行った。外交部の何亜非・副部長と財政部の李勇・副部長、中国人民銀行(中央銀行)の胡暁煉・副総裁が、胡錦濤国家主席が出席するG20サミットの関連状況を紹介した。金融サミット準備活動の中国側のコーディネーターを務める何亜非・外交部副部長はこの中で、次のように語った。

 英国のブラウン首相の招待を受けて、胡錦濤主席はまもなく、4月1日から2日までロンドンで開かれるG20首脳による第2回金融サミットに出席する。現在、国際金融危機は広がりつつあり、世界経済の状況は非常に困難となっている。経済危機と経済困難に対処するため、多くの国々は一括的な経済刺激計画を打ち出した。これらの計画の効果については今後も観察していかなければならず、経済がいつごろ回復するかはまだ定かではない。このような状況の下、国際社会が危機への対応について協調と協力を引き続き強めることは、大きな必要性を持っていると同時に、とても時機にかなったことでもある。G20第2回サミットはまさにこのような時に開かれることとなった。ロンドンサミットに対する各方面の期待は高く、関連準備活動も盛り上がっている。G20首脳のほかにも、オランダやスペイン、国連、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、金融安定化フォーラムなど、関連国や国際機関の指導者も招きを受けて会議に出席する。英国側はさらに、多くの発展途上国の要求に応じて、エチオピアの首相とアフリカ連合(AU)の委員長をアフリカ諸国代表として招き、タイの首相と東南アジア諸国連合(ASEAN)の事務局長を東南アジア諸国代表として招いた。

 会議に出席する首脳らは主に、▽マクロ経済政策の歩調合わせ、▽国際金融監督の強化と国際金融市場の安定化、▽国際金融機構の改革、の3分野で意見を交換する。中国側は、責任ある建設的な態度でサミットの討論に積極的に参加し、国際社会にかかわる重大な問題について積極的で実務的な成果を各方面が得られるように努力していく。

 中国側はサミットに対して5つの期待を持っている。第一に、各方面が、前向きな精神に基づいて、団結を強化し、共通認識をまとめ、相互利益を模索し、市場と人々の自信を高めること。第二に、各国の国情に合った経済刺激策を打ち出すよう各方面に呼びかけ、マクロ経済政策での協調を強化すること。第三に、国際金融機構の改革で実質的な進展を上げること。特に、新興市場と発展途上国の代表性と発言権の引き上げについては、日程表とロードマップを作り出さなければならない。第四に、保護貿易主義に反対し、ドーハラウンドでの話し合いが全面的でバランスの取れた結果を得ることができるようにすること。特に、発展途上国に対する貿易を通じた支援を強化しなければならない。第五に、発展問題への注目。特に、発展途上国への援助が金融危機で減少するようなことは避けなければならない。

 胡錦濤主席はサミットで演説し、中国の見方と主張を全面的に説明する予定だ。胡主席はさらにさまざまな形式で、ホスト国である英国のブラウン首相、米国のオバマ大統領、ロシアのメドヴェージェフ大統領、ブラジルのルーラ大統領、韓国の李明博大統領、日本の麻生首相、オーストラリアのラッド首相、タイのアピシット首相などと会談することになっている。(編集MA)

 「人民網日本語版」2009年3月24日

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