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更新時間:13:43 Apr 02 2009

李長春氏、麻生首相との会談で4提案

麻生太郎首相と握手する李長春氏(左)。


 李長春・中共中央政治局常務委員は30日午前、日本の麻生太郎首相(自民党総裁)と東京で会談し、戦略的互恵関係の包括的推進その他関心を共有する問題について、突っ込んだ意見交換をした。

 李常務委員は、戦略的互恵関係の発展を加速させるために双方が引き続き努力すべき点として、次の4提案を示した。

 (1)中日関係の政治的基礎を守り、戦略的相互信頼を強化する。中日関係の発展を指導する4つの政治文書は、両国の歴代指導者の重要な共通認識を凝集した、中日関係の政治的基礎を形作るものであり、いかなる時も一層大切にし、厳格に遵守すべきだ。中日が相手国の発展を正しく扱い、戦略的相互信頼を不断に強化することが、戦略的互恵関係の包括的推進にとって根本的な保障となる。

 (2)両国指導者間の重要な共通認識を全力で実行に移し、各分野の友好協力を加速する。両国経済の相互補完性に立ち、経済貿易、特にエネルギー・省エネ・環境保護・金融分野の互恵協力を適切に推進して、中日関係発展の強大な原動力とする。

 (3)両国人民の根本的利益に立ち、重大・敏感な問題や偶発的事態を適切に処理して、これらが両国の友好協力の大局への妨げとならぬようにする。

 (4)人的・文化的交流の強化に力を入れ、民間友好の増進に努める。戦略的高度から交流計画を真剣に実行に移し、青少年交流の強化を重視し、中日友好の社会的基礎を盤石にする。

 李常務委員は、世界金融危機の中国への影響と、中国側の対応措置を簡潔に説明。「中国経済と世界経済は密接につながっている。中国政府が経済成長を確保するために講じた力強い措置は、日本を含む各国にも新たな発展のチャンスを提供した。中日が難局を共に克服することで、互恵協力の新時代を切り開き、地域・世界経済の回復に貢献することを希望する」と述べた。

 麻生首相は両国の戦略的互恵関係の発展に関する李常務委員の4提案を高く評価したうえで、「ここ2年間の両国上層部の緊密な接触は、両国関係改善のステップを極めて大きく動かし、各分野の互恵協力を力強く促進し、共通利益を効果的に守り、発展させた」と指摘。「世界金融危機の拡大は日中両国のハイレベル協力に重要なチャンスを提供した。日本は、中国経済の安定成長とその積極的な内需拡大策は、世界経済の回復を導くうえで非常に重要な意義を持つと考えており、世界金融システム改革など世界と地域の問題において両国が協力を一層強化することを望んでいる」と表明した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2009年3月31日

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