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日増しに成熟する中国・EU関係

中国・EU首脳会談は世界経済の回復に貢献

 第11回中国・EU首脳会談が20日、EU議長国チェコの首都プラハで開幕する。会談を前に、中国の宋哲・駐EU大使とEUのセルジュ・アボウ駐中国大使が、「人民日報」の取材に応じた。

 ■危機を前に協力するEUと中国

 宋大使は今回の首脳会談の重要な意義を評価して、「世界金融危機という背景の下、中国とEUにとって最大の共通利益は、互いに助け合い、支持し合い、共に難局を乗り越え、世界経済の安定成長を早期に実現することだ。今年初めの温家宝総理の訪欧と5月の第2回中国・EU経済貿易ハイレベル対話で、双方は共に金融危機対策を重要議題とし、重要な合意に至った。まもなく開催される第11回中国・EU首脳会談は、国際社会が共に手を携えて金融危機に対処するうえで重要な意義を持つ。一方で双方は、互いの経済貿易協力の着実な発展の実現を重要課題とし、対話と協力を強化する必要がある。もう一方では、政策協調を強化し、保護貿易・投資主義に共同で反対し、市場開放を続け、ワシントンとロンドンでのG20金融サミットでの合意事項の実行を国際社会と共に推し進めていかなければならない。今回の中国・EU首脳会談が、双方の包括的戦略パートナーシップのレベルをさらに引き上げると同時に、人々の自信も力強く高め、世界経済の早期回復の促進に新たな貢献を果たすものと信じる」と述べた。

 アボウ大使は「EUと中国は共に、一連の危機対策を講じてきた。危機を前に、EUと中国の協力は必須だ。中国は短期間で大きな成果を上げた。数日前に武漢市を訪問したが、危機の兆しはほとんど見られなかった。1つには、依然として国際需要が盛んなため、もう1つには地元のマーケットが繁盛しているためだ。中国はエンジンのようなもので、自国のみならず、世界全体の経済成長を牽引する大きな動力となっている」と述べた。

 ■国際協力の手本に

 昨年の短い波瀾の後、中国・EU関係には改めて回復基調が現れている。これについて宋大使は、中国・EU関係は現在、「三十にして立つ」から「四十にして惑わず」へ向かっていると指摘する。新年始め、温家宝総理は欧州への「自信の旅」を行い、包括的戦略パートナーシップの発展に向けた中国とEUの自信を高めた。先日の第2回中国・EU経済貿易ハイレベル対話も積極的な成果を収めた。第11回中国・EU首脳会談がまもなく開催されることは、現在の情勢の下で、中国・EU双方が関係発展を一層重視していることを示すのみならず、各分野での協力が一層強化され、発展することを告げている。

 宋大使は「中国・EU関係の発展には大きな将来性がある。これは双方関係における最も根本的な共通認識と共通利益の決定するところだ。調和共存、利益共有、責任の共同負担、相互利益とウィンウィンが、中国とEUの人々、世界の人々の共通利益に最も合致すると言えよう。日増しに成熟する中国・EU関係が、自らの発展路線をさらにしっかりと歩み、複雑に入り組んだ国際情勢や様々な要因による妨害に従容として対処し、社会制度・発展モデル・発展段階の異なる国家間の、平等と相互尊重を基礎とした友好協力関係の発展に手本を示すものと信じている」と述べた。

 アボウ大使も「EUと中国の間には昨年末に短い波瀾があったが、世界金融危機を前に、双方の友情は試練に耐え抜いた。EUと中国は忠実で信頼できるパートナーだ。EUは一貫して『1つの中国』政策を堅持し、中国の主権と領土保全を尊重している。中国側もEU統合のプロセスに強く賛同している。EUは対中協力の強化を強く望み、より繁栄していく中国を目にしたいと思っている。EU・中国関係には今年、非常に多くのハイライトがある。双方は『EUと中国は多くの分野で利益を共有している』とのメッセージを全世界に伝えた」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2009年5月20日

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