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国連気候変動サミット、胡錦濤主席が重要演説

国連気候変動サミット開幕式(ニューヨーク)で重要な演説を行う胡主席

 国連気候変動サミットが22日にニューヨークの国連本部で開かれ、胡錦濤国家主席が開幕式で重要な演説を行った。

 胡主席は「地球規模の気候変動は人類の生存と発展に深刻な影響を与えており、各国が共通して直面する重大な試練である。気候変動は人類の発展過程で生じた問題であり、自然的要因による影響を受けると共に、人類の活動による影響も受けており、環境問題であると共に、より一層に発展問題であり、各国の発展段階・生活方式・人口規模・資源分布・および国際産業分業などの要素と密接に関わっている。結局のところ、気候変動対策は発展プロセスの中で推進すべきだし、そうする以外になく、共同発展によってのみ解決すべきだし、そうする以外にないのである」と指摘した。

 胡主席は「気候変動対策は、グローバルな共通利益に関わると共に、数多ある発展途上国の利益と国民の幸福により一層関係してくる。気候変動対策の過程では、発展途上国の発展段階と基本ニーズを十分に考慮しなければならない。国際社会は発展途上国、特に小さな島国、後発発展途上国、内陸国、アフリカ諸国の困難な状況を重視し、発展途上国の声に耳を傾け、発展途上国の訴えを尊重し、気候変動対策と発展途上国の発展の促進、発展途上国の内在的な発展と持続可能な発展の力の強化を緊密に結びつけるべきである」と強調。気候変動の共同対策において当面堅持すべき以下の4点を挙げた。

 (1)各自の責任の履行が核心である。「共通に有しているが差異のある責任」の原則は国際社会の共通認識を凝集したものだ。この原則を堅持することが、国際社会の気候変動対策の努力を正しい道に沿って前進させる上で極めて重要だ。先進国と発展途上国は、気候変動対策において共に積極的な行動をとるべきだ。

 (2)互恵・ウィンウィンの実現が目標である。気候変動に国境はない。いかなる国も独りよがりであってはならない。この試練に対処するには、国際社会が助け合い、心を合わせて協力することが必要だ。発展途上国の気候変動対策を支援することは、先進国の尽くすべき責任であり、先進国の長期的利益にも合致する。

 (3)共同発展の促進が基礎である。発展途上国は経済成長、社会発展、環境保護を統合的に調整し、持続可能な発展の力を強化して、汚染が発生した後に対策を講じるとという旧来の道から脱すべきだ。これと同時に、発展途上国に、その発展段階、負うべき責任、実際の能力を超えた義務の負担を求めてはならない。

 (4)資金と技術の確保が鍵である。先進国は責任を担うことを始め、発展途上国に対し、新たな、約束額以上の、十分な、予期可能な資金援助を提供すべきである。これは人類の未来への共同投資だ。気候にやさしい技術は、全人類の共通利益により良く貢献すべきものである。

 胡主席はさらに「今後、中国は気候変動対策を経済・社会発展計画にさらに組み込み、引き続き力強い措置を講じていく」と指摘。(1)省エネを強化し、エネルギー効率を引き上げ、2020年までに単位GDPあたりの二酸化炭素排出量を2005年比で著しく引き下げるべく努める(2)再生可能エネルギーと原子力エネルギーの発展に力を入れ、一次エネルギー消費量に占める非化石エネルギーの割合を2020年までに15%前後に引き下げるべく努める(3)森林の二酸化炭素吸収量の増加に力を入れ、2020年までに森林面積を2005年比で4000万ヘクタール増やし、森林蓄積量を同13億立方メートル増やすべく努める(4)エコ経済の発展に力を入れ、低炭素経済と循環型経済の発展を積極的に進め、気候にやさしい技術を開発し、普及させる----の4点を挙げた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2009年9月23日

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