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自民党新総裁の「亡霊拝み」の背景

 日本メディアによると、超党派議員団体「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーが20日午前、A級戦犯の祀られる靖国神社を秋季例大祭にあわせて参拝した。前日午後には、06年に靖国不参拝を宣言した自民党の谷垣禎一総裁も突然参拝を行った。「広州日報」が伝えた。

 ■政治的「賭け」で高支持率を得る

 谷垣氏は03年に小泉内閣の国家公安委員長として靖国神社を参拝したことがあるが、06年の自民党総裁選出馬時には、首相就任後は靖国神社を参拝しないと公に宣言していた。だがその3年後に、これと矛盾する行動に出たわけだ。

 靖国神社は東京都千代田区に位置し、東条英機を含む14人のA級戦犯が祀られている。靖国問題は長年、悪循環のように自民党を覆い、日本と中韓との最も敏感な問題の1つでもあった。小泉元首相は01年の首相就任後、5年連続で靖国神社を参拝し、周辺アジア諸国との関係悪化を招いた。続く安倍、福田両首相は参拝を行わず、関係国との関係は回復へ向かった。

 実は谷垣氏には、もっと深い考えがある。9月に自民党総裁に選出されて以来、この元財務大臣は高い支持率を得られていない。19日発表の世論調査では、谷垣に期待するとの回答は29%に過ぎず、57%が異議を唱えた。「日本の首相によりふさわしいのは」との質問には、約67%が鳩山首相を選び、谷垣氏を選んだのはわずか12%だった。自らの人気を高めるため、谷垣氏は小泉氏のように「亡霊」に頼らざるを得なかったのだ。

 自民党新総裁である谷垣氏のこの行動には、自民党の前途を開くための計算もある。日本の一部メディアが分析しているように、谷垣氏のこの行動には、日本遺族会に良いポーズを示すことで、来年の参院選で勝利しようとの考えがあるのだ。鳩山氏が靖国不参拝を繰り返し明確に表明する中、谷垣氏の行動は新政権に難題を突きつけた。谷垣氏はさらにどんな芝居を演じることができるのか?私たちは刮目して待っている。(編集NA)

 「人民網日本語版」2009年10月21日

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