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中日友好は青少年から始まる

 「夢は中国に」と名づけられた日本・岐阜県の中高生訪中団が先日、北京を訪問した。1週間の日程で故宮や万里の長城を見学し、週末には2日間のホームステイも経験。わが家にも、高校1年生の高島優季さんがやって来た。

 礼儀正しく、真面目で勉強好きな優季さんは、わたしの娘と同い年。2人は最初こそ少し恥ずかしそうにしていたが、すぐに仲良し姉妹となった。彼女らは一緒に観光や買物やスケートに行き、ピアノを弾いた。簡単な英語や筆談でコミュニケーションし、小さなカードは「岩井俊二」「宮崎駿」「後海」などの漢字や、ハリー・ポッターなどの英単語で埋め尽くされた。彼女らの間には歴史の足枷もなく、民族や言葉の壁をやすやすと乗り越え、音楽や映画や漢字の中に共通言語を見出した。2人は仲良くおしゃべりし、明るい笑い声が絶えなかった。優季さんはわが家を去る前に、感謝の手紙1通と折り鶴2羽をくれた。手紙には漢字で「私は中国料理が大好き、中国が大好き」と書かれていた。2人の女の子は、これからもいつも連絡を取り合うことを約束した。この短い2日間は、彼女らにすばらしい思い出を残した。

 青少年期に結ばれた友情は、その人の一生に影響を与える。1990年代に日本に留学したわたしは、家族や故郷から遠く離れ、異国で勉強し、アルバイトする中、内心では孤独感や寂しさを禁じ得なかった。だが周囲の日本の友人、先生や「日本のお母さん」の善良さや友愛が、異国での暮らしに温もりをくれた。わたしは彼らと触れ合う中で、一般の日本人が中国の歴史や伝統文化を愛し、中日友好を待望していることを感じ取った。留学時代のこうした温かい思い出は、常にわたしと共にある。

 中日は歴史的には戦争を経験し、現実的にも様々な溝があるが、平和を愛する両国民の気持ちは同じだ。国民間の交流は、中日関係を発展させ、相互認識を深める最良の道だ。民間交流が盛んで、両国民間の感情が急速に温まった1980年代は、中日関係の「蜜月期」と呼ばれた。1984年秋には、日本から青年3000人が訪中し、天安門で新中国建国35周年記念式典を見学したり、中国の青少年と親睦花火大会を開いたりした。現在中日友好事業に活躍する日本人には、当時の訪中団のメンバーが少なからず含まれる。彼らは「あの時中国や中国人と身近に触れたことで、初めて中国を理解し、中国を好きになり、中日友好に尽力する決心がついた」と言う。

 1998年に中日両国は「青少年交流の一層の発展のための中日間の枠組みに関する協力計画」に調印。2008年には「中日青少年友好交流年」として、文化・環境保護・科学技術分野で様々な青少年交流活動が行われた。中日両国間の留学生数も過去最高を記録し続けている。日本で学ぶ中国人留学生はすでに7万人を超え、外国人留学生全体の3分の2を占めている。中国で学ぶ日本人留学生は1万6000人で、外国人留学生全体で2番目に多い。毎年多くの日本の青少年が、観光や交流で中国を訪れている。今年日本政府は、日本への個人旅行を条件つきで中国人に開放した。自分の目で日本を見、日本を理解する機会のある中国の若者がどんどん増えている。

 友好は青少年から始まる。中日の青少年はまさに、中日関係発展と中日友好の主力に成長しているのだ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2009年10月26日

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