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APEC協力20年、アジア太平洋の新しい未来を共に築く

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)の第17回首脳会議が14、15の両日にシンガポールで開かれる。世界経済が次第に下げ止まりと回復の基調を見せている重要な時期に開催される会議であり、また、今年はAPEC創設20周年にあたることから、国際社会や世論の関心も高い。

 1980年代末、日増しに国際情勢が緩和し、次第に経済のグローバル化・地域化が潮流となる中、アジア太平洋地域では貿易・投資自由化の呼び声が日に日に高まっていた。1989年11月には、APECが成立し、オーストラリアの首都キャンベルで第1回閣僚級会議が開かれた。1993年11月には、第1回首脳会議が米シアトルで開かれた。

 ほんの20年で、APECは徐々にアジア太平洋地域における経済協力の重要な枠組みに成長した。加盟国は創設当初の12カ国から21カ国に増加。中国、米国、ロシア、日本、オーストラリア、カナダ、韓国、インドネシアなどアジア太平洋地域の主要経済体を包含し、その経済規模は世界の54%、貿易規模は同44%、人口は同40%を占める。APEC協力体制は不断に整備が進み、首脳会議、閣僚級会議、高官会議、委員会会議から、作業部会会議まで全てが揃っており、常設の事務局も備える。協力範囲は貿易・投資の自由化と円滑化、経済・技術協力から、財政、エネルギー、交通、医療衛生、中小企業、汚職対策、気候変動、食品安全、災害対策など経済・社会発展の各分野にまで広がっている。

 1991年11月には中国が正式加盟した。18年来、中国はAPECの各分野の協力に参加し、APEC内での地位や影響力を不断に高め、すでにアジア太平洋協力の全局面を左右する極めて大きな存在となっている。中国の国家主席は各回のAPEC首脳会議に出席してきた。2001年には中国が議長国を務めるAPEC首脳会議が上海で成功裏に開かれ、「APEC首脳宣言」「上海アコード」などの重要な成果文書が採択された。上海APEC会議は国際・地域問題における中国の地位と影響力をさらに高め、APEC史上、一里塚的意義を持つ会議となった。

 18年来、中国は数多くの閣僚級会議や作業部会会議を主催し、APEC通関サービスネットワーク、アジア太平洋森林回復・持続可能な管理ネットワーク、アジア太平洋財経・発展センターなど各種の協力枠組みを提言し、成立させ、「中国APEC科学技術産業協力基金」を設立し、APECの経済・技術協力に資金援助を行って、アジア太平洋地域の経済協力と社会発展を促し、各加盟国から高い称賛を勝ち取り、責任ある大国としてのイメージを示した。

 現在APECはすでに、中国がアジア太平洋地域の貿易・投資の自由化と円滑化、および経済・技術協力を促進し、保護貿易主義に反対し、共同発展を促進するための重要な場となり、地域経済の統合の成果を存分に活用して国内経済の建設に資する上で良好な外部条件を創造している。APECは同時に、中国が対外交流・協力を強化するための重要な舞台ともなり、周辺国との善隣友好、互恵協力関係を発展させる上で、極めて重要な役割を果たしている。

 アジア太平洋協力が不断に深まり、各種の協力枠組みが力強く発展するに伴い、「東アジア共同体」「アジア太平洋共同体」といった新たな提言・構想もホットな話題となっている。こうした情勢の下でAPECが今後どのように発展するかに、各方面の注目が集まっている。APECは成熟した運営モデルを備え、協力分野を日増しに拡大し、協力の程度を不断に深めており、地域経済協力において独特の強みを持つ。APECは引き続き、貿易・投資と経済発展を方向性とし、改革や体制整備を着実に進め、地域協力における影響力を不断に固め、高め、アジア太平洋地域の経済・社会発展と人々の生活の改善に新たな、一層の貢献を果たすべきである。APECは各加盟国の手を携えた努力によって、地域協力の発展過程において一層重要な役割を発揮することになると、信じるに足る理由がある。(編集NA)

 「人民網日本語版」2009年11月10日

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