日本外相、「調査捕鯨は合法的活動」
日本の岡田克也外相が19日、日本の調査捕鯨は「国際捕鯨取締条約に従う合法的な活動と考えている」と表明した。
この東京での記者会見で、岡田外相は、調査捕鯨は鯨を保護することを目的としたものだとした上で、日本人が鯨を食べることについては、それぞれの食文化を互いに尊重すべきだとも述べた。
これはオーストラリアのラッド首相が19日、日本が11月前に捕鯨活動を中止しなければ、オーストラリアは国際司法裁判所に提訴する考えを示したことを受けて語ったもの。
岡田克也外相は、20日にオーストラリアを訪問し、ラッド首相と会談する予定だが、捕鯨問題は会談の重要な内容の一つだとされている。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年2月20日