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日本は発展する中国海軍を理性的に見るべき

資料写真

 文=「世界新聞報」 魏東旭

 公海上での中国海軍の共同演習がこのほど、日本政府とメディアの注目を浴びた。数社の日本メディアによると、軍艦10隻と艦載ヘリコプターからなる中国海軍艦艇編隊は、沖縄本島と宮古島の間の公海を通過し、近距離で日本の海上自衛隊の軍艦と出合い、さらに、上空を旋回していた中国のヘリコプターは日本の海上自衛隊の隊員と互いに写真を撮り合ったという。日本政府はこれに非常に高い関心を示しており、一部では、中国海軍が絶えず発展するにつれ、「第一列島線」の突破は必然的な戦略となっているが、日本側はまだこれに順応しきれていないとの分析もある。

 中国国防部新聞事務局の関係責任者は15日、中国人民解放軍海軍は年度訓練計画に基づき、東中国海から宮古島の南東の公海で通常訓練を行っているが、これは国際法に合致し、世界各国も行っているやり方で、関連側がむやみに憶測する必要はないと述べた。

 潜水艦編隊は「紳士的な態度」

 私は、中国の海軍編隊に対する日本側の「過剰な反応」は道理にあっていないと思う。まず、中国海軍は公海上で通常訓練を行っており、日本の主権を侵害することはない。それに、編隊の中の潜水艦は水上航行を続け、「紳士的な態度」をとっている。

 周知のように、日本は周辺諸国の海軍艦隊の活動に敏感であり、P-3C哨戒機を派遣し、低空で監視し続けたり写真を撮ったりしている。しかし今回、中国の潜水艦は水面に姿を現したが、この機会を利用した模擬訓練は行わなかった。これは、中国海軍がいかなる間違ったシグナルも伝えたくないことを裏付けている。

 「列島線」の突破は必然的な戦略

 明治維新以後、日本はアジアで最も強大な海軍を結成し、一時は極東地域で覇権をとなえた。第二次世界大戦後、米国の支援のもと、日本は「88艦隊」を主力とした強力な海上軍事力を発足し、先進的な水上艦艇の数でも、対潜水艦攻撃でも、日本の海上自衛隊の軍事力は隣国の海軍よりずっと強かった。それに対し、設備や「列島線」の制限を長期受けたことにより、中国海軍は主に近海地域で活躍していた。

 1990年代以後、ロシア製艦艇を導入したのと同時に、中国は多くの先進的な艦艇を独自で研究開発し始め、遠洋地域での活動能力を備えていった。この変化に順応できない日本海軍は、海上での優位性を失うとの懸念もされている。

 中国の対外貿易やエネルギーの需要が拡大している。統計データによると、2020年に、中国の石油消費量の60%が輸入に頼らなければならず、海洋安全保障が中国の国家安全の重要な部分になることは間違いない。

 中国海軍の実力は今後も高まり続け、「第一列島線」を突破した活動も日増しに多くなるに違いない。これは中国海軍の発展にとって避けられない道である。中国海軍が全力をあげ、遠距離航海訓練を行い、遠洋海軍を発展させることは、中国の国家戦略に基づくものである。隣国の日本は、発展し続ける中国海軍を理性的に見るべきである。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月21日

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