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英紙:日本を危地に陥れた「傲慢と冷淡」

 15日付けのイギリス紙『ファイナンシャル・タイムズ』では、「世界はもう日本を愛さず、日本も世界に恋しない」という文章を掲載した。主な内容は次の通り。

 暗く冷淡に世界を扱っている日本。びくびくしながらなすすべもなく見つめている勢いのある中国は、間もなく世界第2位の経済大国になった日本に取って代わるだろう。羨ましいまなざしで見ているのが韓国だ。工業は急速に自分たちに追いつき、社会もグローバル化がもたらした変化に適応している。

 日本には重要な対立傾向が存在する。かつて軍隊が一時的にアジアでのさばった以外は、ある意味で日本はほとんど世界に溶け込んでいない。しかし日本企業は自分たちの将来は海外にあると結論を出した。野村ホールディングスがリーマン・ブラザーズのアジアやヨーロッパの部門を買収し、グローバル的な投資銀行になろうとしているのがそれだ。

 今、海外での日本文化の影響は、かつてないほど大きいといえるだろう。しかし多くの日本人は、平然と厳かな衰退と気高い孤立を受け入れている。ここ数年、日本でよく読まれた『国家の品格』には、子供への英語教育を中止し、世界の貿易体制から撤退するべきだという内容まであった。

 もちろん日本にも引き付ける力はある。例えば国際テロリズムにからほとんど襲撃されたことがなく、かなり大きなレベルで貿易摩擦を回避。それに中国が受けたような強烈な反対を経験せず巨額の貿易黒字を保ち、大量の米国債を保有している。仕事があり貯蓄がある日本人にとって見れば、デフレは一種の恵みだと言えるかもしれない。

 厳かで快適に(人を羨ましく思わせるほど)、この数十年の「溺愛」を享受してきたように見える日本。しかしこのような状態には2つのリスクが潜んでいる。

 まずは経済的リスクだ。日本はこの20年に貯蓄で財政赤字をまかなってきた。しかしこれは特に高齢化と貯蓄の減少で永遠には続かない。日本の債務は国内総生産(GDP)の1.8倍で、200円を使えば100円以上の借金を背負っている計算だ。

 もう一つは地政的リスクで、日本は厳しい環境に身を置いている。ほとんどの隣国と領土での争いがあり、こうした国の多くが以前の日本の侵略に恨みを抱く。それに日本は今、同盟関係が最も強固な米国との間で、米軍基地をどこに配置するかについてシーソーゲームをしているが、米国は日本が変化の計り知れない危険な世界に全面的に介入したいとは思っていないと考えている。この長期的に溜まった米国の不満は、米日間に摩擦を生み出すかもしれない。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月21日

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