頻繁な日本の首相交代 その裏にある制度上の欠陥
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たった4年の間に、4人もの首相が替わった。日本の政界の不安定さには本当に驚かされる。北京大学国際関係学院の梁雲祥教授は、首相が頻繁に替わることは日本社会の長期戦略的発展に不利であり、この首相短命という局面を打開するには政治体制の根本を改革しなければならないが、その短期間での実現は難しく、今後8年から10年ぐらいはこの不安定な状態が続くのではないかと考える。
制度上の欠陥
「与党 < 野党」 小さすぎる首相の権力
日本の政界に、次々と短命の首相が現れたことについて、梁雲祥教授は次のように分析する。これは、日本の民主政治において、首相の権力がとても小さいことと関連している。このような体制は、首相が重大政策を推し進める上での大きな障害となり、もし国民からの高い支持率が得られない場合、その政治的圧力は大変大きなものになってしまう。
梁雲祥氏は、その状況に対する自身の実体験を次のように話した。「この前、日本を訪問した際に、鳩山総理がまるでコメツキムシのように度々沖縄県民に謝罪しているかわいそうな姿を見た。沖縄の小学生までもが彼に反対し、指導者としての風格はそのかけらもなかった。」
また、日本の政界における「与党 < 野党」体制によって、首相が受けるけん制も大きい。1993年に自民党が分裂し、参議院への支配力を失ったところから「与党 < 野党」という政治体制の危機が出現した。民主党が初めて政権をとった後も、この情勢を打開することができなかった。梁雲祥氏はこれをアメリカと比較して、こう述べる。日本の首相は国会から受けるけん制が強すぎる。アメリカの大統領は国会との間で互いにけん制しあう立場であり、たとえ退陣に結び付くような大きな圧力に直面しても、よほどのことがない限りは4年の任期を満了しなければならない。
第三に、昨今の日本民主制度の低俗化も関係している。日本の政界における政治家の目標は、いかに政権を奪われないようにするか、いかに票を多くとるか、そしていかに政党に不利なスキャンダルを処理するかということに集中している。この点から、日本の民主制度は道を外れ、本来あるべき姿からどんどん遠ざかってしまっているといえる。
文化的要素
軽視できない恥文化
北京に滞在する日本のコラムニスト加藤嘉一氏は、この状況を日本政治文化の角度から解読する。彼は、日本社会の個々人が大きな責任を負う恥文化は軽視できないという。日本では、首相が何らかの過ちを犯したり、国民との約束を守れなかった場合、収拾をつけるのは大変難しい。国民に謝罪するのはもちろん、説明責任を果たすよう迫られ、そのまま引責辞職することも選択肢の一つなのだ。このような文化の伝統は、日本の政界における慣例であり、暗黙のルールとなっている面がある。
また、加藤氏は次のように指摘する。国民と政治家との距離がどんどん大きくなっていることも首相短命の原因になっている。投票者が政治に無関心で、政党政治を信頼しておらず、またマスコミも、その反政治的雰囲気に迎合している。このような状況では、これまでの首相の支持率が低下するのも無理はない。さらに、「世論調査が政治を左右する」ため、一旦支持率が下がってしまうと、首相の王座を守りきるのは相当難しい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月4日











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