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なぜ日本の首相は「世界で最も難しい」のか?

 日本ではこの5年に6人の首相が交代した。これは先進国ではごく稀なことだ。これに関して中国のネット利用者はふざけて、日本の首相は「世界で最も難しい首相」と呼んでいる。中国社会科学院日本研究所の高洪副所長は「チャイナネット」のインタビューに応じ、日本の首相の頻繁な交代について日本の政治制度や政治文化など様々な方面から説明した。

 高洪副所長:大統領制は内閣制より安定している。日本は内閣制なのため米国ほど安定はしていない。選挙制度もそうだが、実施されている小選挙区比例代表並立制は大きな政党に有利で小さな政党には不利だ。それのため小さな党は絶えず分裂して再編しながら、より強い勢力に寄り集まる。そのため政治の変化も速くなる。

 政治文化という点から見ると、政治家たちの政治は対話や交流のメカニズムに欠け、競争と対立の面が非常に明らかだ。例えばある時期、衆議院と参議院で支持する政党が異なるというねじれ国会が発生した。こうした状況は北ヨーロッパにも現れたことがあるが、一般的に対話や協議で解決することが多い。だが日本の政治文化の伝統はいまだに闘争して解決することが多く、交流やそれ相応の妥協には欠けている。

 大衆の政治に対する態度は、政策や主張、政治路線で政党を選ぶのではなく、政治家の人気に比重を置いている。情報化時代では政治家のパフォーマンスが重んじられるため、人気は容易に変動し、突然高くなることもあるし、解決し難い問題で突然、人気がなくなることもありうる。

 もちろんこうしたことは一部の側面的な問題であり、その根本的な原因は、冷戦終了後に日本の政治構造の調整はまだ終わっておらず、絶えず動揺している中にあることだ。そのため日本の政界は世界でも最も安定していない国の一つで、首相がどんどん変わり、政党の分裂や再編も絶えないという不安定な状態にある。

 鳩山内閣はこの8カ月間で、民主党政権の第1段階を歩み出し、菅直人氏が組閣する民主党の第2期の政府を迎えた。保守政治時代の一つの過渡期が終わり、新たな過程に向かっているいうのが今日の日本政治の基本的な特徴だ。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月7日

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