2010年7月7日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:53 Jul 07 2010

菅新政権 中日関係の未来は如何に

 鳩山由紀夫氏と小沢一郎氏は2日、突然の辞任を表明し、4日、菅直人氏が高い得票で日本の第94代首相となった。共同通信社の世論調査によると、菅直人代表に「期待する」と答えた人は57.6%に上った。民主党への支持率も15.6ポイント増の36.1%となり、自民党の支持率20.8%を上回った。8日、首相任命式と閣僚認証式が皇居で行われ、菅新内閣が正式に発足した。

 日本では、菅内閣は「短命な選挙管理内閣」だとする声もあがっている。なぜなら、民主党が7月の参院選で惨敗すれば、再度の「代表交替」が起こる可能性があるからだ。しかし、現在の情況から見ると、菅直人氏が日本の首相に選ばれたことで、支持率はまだ上がる見込みがある。民主党がもし、7月の参院選で過半数の議席を勝ち取り、さらに党内の団結を固めることができれば、菅氏の地位は安定することだろう。

 菅首相は日本初となる戦後生まれの、世襲や金の力なしにのし上がった首相だ。大学時代から社会的な活動を積極的に行ってきた。

 1978年、市民活動家だった管氏は、対中友好の社会党・田英夫氏などとともに「社会民主連合」を結成、1980年に初めて衆議院議員に当選した。

 1996年、菅氏は橋本龍太郎内閣の厚生大臣に選ばれ、同年鳩山由紀夫氏とともに民主党を結成した。

 1998年、民主党は日本第二の党に成長し、菅氏は党代表も務めた。菅氏は、「日本は過去の殖民統治と侵略戦争を真剣に反省・謝罪し、アジアの隣国と相互信頼関係を打ちたて、米国とアジアにおいて、バランスが取れ、自立した、積極的な平和外交を展開するべきだ」と主張している。

 菅氏は中国とも長い付き合いがあり、中国に対しては一貫して友好的だった。1984年10月、菅氏は日本青年訪中団のメンバー3千人の1人として中国を訪れ、中国に対する友好感情を築いた。

 報道によると、その後、彼は旧正月のたびに中国人留学生とともに食事をし、友情を深めているという。近年、菅氏は民主党の代表団を引き連れて何度も訪中しているほか、中日両国の青年がともに楽しく語らった当時の様子を思い出し、当時この交流活動を組織した胡錦濤主席にも深い敬意を表している。また、胡主席も08年に訪日した際、演説の中で「私は当時この活動に参加して日本の青年たちと交流し、深い友情を結んだ」「年月は人々の容貌を変えることはできても、人と人の友情を変えることはできない」と指摘した。

 筆者も当時、日本青年訪中活動の接待として参加した1人だ。自分自身の経験から、菅氏が中国に対して誠実な感情を持っていることを、私は少しも疑っていない。

 しかし、まさにこのために、菅氏は政権時代に右翼反中勢力からの様々なプレッシャーを受けるだろうことは予想がつく。このほか、中日にはまだいくつかの問題が残っており、朝鮮半島の緊迫した情勢に対しても、中日は密接なコミュニケーションと協調を保たなければならない。

 菅首相は、鳩山内閣の政策を受け継ぎ、日米同盟の重要性を強調するとともに、中国との関係強化も重視していくと宣言した。

 温家宝総理がこのほど訪日したことで、中日の協力はまた一歩促進された。新たな情勢の中、中日両国は引き続き協力強化に向けて努力し、友情を深めていく。

 (作者:劉江永 中日友好21世紀委員会委員、清華大学教授 編集SN)

 「人民網日本語版」2010年6月9日

  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古